戦う集団

新潟駅に直結している

丸善ジュンク堂書店が好きです。

高松市や大阪梅田の店より、

ここの店の振り付けが気に入っています。

日本歯科大学新潟病院の総合診療科の

お世話になってから、

1年が過ぎました。

仕事の度に、

この書店に行けるモンだと、

秘かに楽しみにしていたのです。

が、

実際には、

昨日の夕方、

初めて訪れることができました。

せっかく大学で仕事させて頂きますので、

戦う歯科医師であれ!

多くの若手歯科医師や学生諸君との

関わり合いを大切にしていたからです。

ソレにしても、

今年の歯科医師国家試験の合格率が

良かったことに、

安堵しつつ、

晴れて歯科医師となられた、

この間までの教え子たちが、

これから大いに活躍されることを

心から応援しつつ、

私の書店漫遊も、

今回は大いに満喫できたのです。

大学病院って、

患者さんの目につく処は派手ナンですが、

研究練の方は無味乾燥した、

味気ない処ナンですよ。

暗く長い廊下に各医局のドアが列んだだけという代物。

夜などは、

幽霊が出る噂もあながち嘘ではないのではと

学生の頃は、

阿呆な話しですが、

信用したモノでした。

ソレにしても、

母校とは良いモンナンですよ。

来月の15日は、

毎年恒例行事となった

第1学生への私の特別講義です。

12年目になりますでしょうか?

日本歯科大学新潟の学生諸君は私の特別講義からスタートをきる。

この重責って、

重いんですよ。

あと、

歯科放射線学の小椋教授と合同勉強会を始めます。

医員は、

補綴の水橋準教授、

総合診療科の菅原準教授、

全身管理科の大橋準教授、

そして、

歯科技工科の若手技工士さんたち。

あえて超小規模な勉強会でゆこうと。

私の思う【戦う集団】で、

最先端の歯科治療の勉強会もスタートをきることにしたのです。

ご興味ある方は、

ご一報ください。

 

春ですか

始発前の新幹線を他所に、

1日の始動の準備に追われる働く人々の慌ただしさ

おびただしい東京駅のホームです。

開店直後の弁当屋で、

いつも通り季節モノの駅弁を購入。

ホームに入ってきた始発の上越新幹線のグリーン車の

いつもの席へと腰を下ろして、

早速、

弁当の表紙画を眺めるのも、

コレもいつも通り。

外気は、

相変わらず冷たく、

厚めのコート無しでは居られませんが、

食材は春ナンですね。

そういえば、

車窓からの陽射しは、

確実に冬のソレとは違うことを

眠気を誘ってくれますから。

越後湯沢のトンネルを抜けると、

越後は、

未だに雪・雪・雪なのでしょうか?

恐そうに観えるンですって!

何十年と、

メスを手に、

日々を過ごしてきたモンですから、

度胸は座ってる質になったンでしょうね。

修羅場を生き抜いて来られた経営者の患者さんや、

プロのスポーツ選手、

芸能界の第一線で活躍して来られた歌手や役者さん。

やはり腹が座っておられます。

そのような方たちの、

もう一つの共通点。

健康意識の高さです。

それも、

医者任せの無責任ではありません。

素直に意見を採り入れて下さり、

努力して、

実行を継続してくださいます。

判らない処は、

即座に質問され、

キチンと消化し、

実行される。

だからこそ、

仕事もできるのでしょう。

普段からの不摂生は自己欲望のままに。

痛いのを消すのが医者の仕事だと、

当然の態度で臨む方も、

私の長い医者人生には、

少なからず居られました。

そういう方は、

治療になりませんし、

また、

御本業の方も左舞いってな結末になられたと。

結構と多かったですね。

長いお付き合いの患者さんからは、

人情派の先生だからと言われます。

それでも、

一見、

恐そうにも観えるのは、

私は私で、

修羅場を通して、

技術を身につけたからですよ。

な~にもせんで、

今在る訳ないじゃないですか?

インプラント治療のドキュメント

歯根破折が、

歯周病を抜いて、

抜歯の原因の第1位になったとの

統計データを見ました。

理由は歴然です。

根管治療の際の、

ニッケル・チタン・ファイルの普及も

その大きな原因だと思います。

機械化された根管治療は、

スピーディーで効率的ですが、

根管壁を、

どうしても削り過ぎる傾向にあります。

薄い根管壁は割れやすい!

手先が器用で、

しかも、

根管の解剖学形態を熟知する歯科医師が使えば、

良い道具ナンですよ。

でも、

これだけマイクロスコープでの治療が

優れていることに気がついた歯科医師が多いのに、

なぜニッケル・チタン・ファイルナンでしょう?

自分の手で、

丁寧に根気よく、

その方が成績は良いンですが。

あと、

ジルコニア・クラウンの普及でしょうか?

太く拡大した根管に、

ファイバ-・ポストで、

ジルコニア・クラウンでしょ?

そりゃ歯根破折は増えるでしょ!

てな訳で、

歯根破折の患者さんが大勢にお越しになります。

助けて差し上げられる症例は、

もちろん、

保存治療に精を出して頑張っています。

でもね、

速く気づいてくださった方は、

間に合うンですが。

歯医者は恐い!

歯医者は高い!

ってな訳で、

受診が後手に回った方は、

残念ながら抜歯です。

今日も、

歯根破折の抜歯。

で、

私にすれば珍しい・抜歯即時インプラント埋入手術です。

歯根破折の部分の骨は溶けてるんですよ。

骨補填材にて、

骨が再生する手当てが、

余計に必要になります。

インプラントの手術よりも、

その後に必要になるクラウン修復のイメージをシッカリと決めて、

それがインプラント治療の肝心処ナンですよ。

思う処

昨日の初診の患者さんは、

とても歯に関心の高い女性であることが、

一目で判りました。

40少し過ぎた女性です。

歯の関心が高い方って云うのは、

プラーク・コントロールのとても良い状態で、

お越しになります。

また歯の関心のとても高い方って、

初対面の歯科医師に対して、

なかなか心内を見せません。

相手をジッと値踏みするって云うンでしょうか。

私は歯が好きです。

ですから、

こういう硬い方って、

コチラが構えないでも、

ノビノビと歯の治療を楽しんで

治療させて頂きますと、

グッと、

距離感は縮まるモノなのです。

だって、

相手は、

歯に関心が大いにあるんですもの。

だから、

チョッとしたアドバイスを、

プラーク・コントロールに関してさせて頂いたンですが、

コツをマスターされるのは、

とても速いでしょうね。

私の仕事は、

歯を長く健康に保つことと、

快適な咀嚼機能を維持させること。

そこからビューティフル・スマイルが生まれるんです。

京都で治療を受けたという根管治療も、

とてもオーソドックスで上手な手当てでした。

私よりもズッと若い方です。

何処までお役にたてるか判りませんが、

だからこそ、

私は健康で長生きしようと思ってるんです。

 

チョッと・一休み

来週は新潟です。

学年末ですが、

私のスケジュールは相変わらずのようです。

私は新潟が好きです。

街の雰囲気から、

空気の匂い、

空の広さと

白い連峰。

そして街を貫く信濃川。

それと萬代橋。

大学のキャンパスも好きです。

総煉瓦と硝子張りの建物と松の木の絶妙な配置。

新潟に参りますと、

自分を取り戻せるような気がします。

今回は、

早めに宿へと戻り、

古町へと。

焼き鳥の鳥伝・

料理屋の雪花・

チョッと、

足を延ばしてみようと思っています。

地震だ!揺れた!

先の東北大震災の本当の姿を

実体験してからというもの、

私は絶えず、

あの光景を忘れたことはありません。

普通に暮らせる幸福に

感謝を忘れた日もありません。

珍しく、

昼の食事を外で。

裏の食堂で、

カツ丼卵抜き・私の好みナンですよ。

さてと、

割り箸を割った瞬間に、

グラリ、グラリと。

決して頑丈な造りとは言えない、

恐らくは昭和の空襲の後に建ったのではないか?

もしかしたら、

空襲を免れて、

今日に至っているというほどの、

伝統的庶民建築の食堂は、

酔っぱらいのような様。

私ですか?

逆に、

身体は硬直し、

スンとも動けません。

東南海地震の前触れでしょうか?

油断できませんね。

詐欺にあったかも

テレビ放送で、

しきりに、

財布の話題が。

ナンでも、

緑色の二つ折りで、

キチンと整理整頓できる

シンプルな形状でなければ、

金運に悪いそうな。

そういえば、

私の財布も、

随分と使い込んだモノだと。

デパートに行こうと思っても、

なかなか外出も儘ならず。

で、

インターネットで購入しようと思い立ち、

紳士用・二つ折り財布・緑色。

検索ワードを入れてみたのです。

イッパイありました。

で、

なかから、

興味深い品を拡大しようと、

クリックしたら、

ナンと云うことでしょう。

エッチな画面になったのです。

スクリーンの上の方から、

ボヤケた帯のようなモノが、

スーと下に降りてきて、

財布の写真と重なった処を、

私がクリックしたようです。

緑色の財布が、

何でエッチビデオ見放題なんじゃぃ!

しかも、

いきなりですよ。

何の個人情報も記載していないにも関わらず、

登録終了だとか。

で、

3月15日までに25万円払えだとか。

サポートセンターの電話番号が記載してあったので、

即座に警察署に電話したのです。

電話口の向こう側で、

お巡りさんが、

よく在る手口ナンですよ!

くれぐれもサポートセンターには電話しないでください。

放っておいてください。

でも、お巡りさん。

変な請求書が来たらどうするんです?

あぁ、その時に逮捕するんですよ。

これだから、

私はインターネットは嫌いなのです。

あの日・あの時

今日は、

どんなに多忙であっても、

ブログを更新しなければなりません。

アレから既に8年も経ったのですね。

先の東北大震災の日。

当日、

仙台駅に居た高校受験直前の息子から、

悲鳴の携帯電話を受け取ったのは、

大きな揺れが起きた直後のことです。

息子の声は、

ただ一言。

父ちゃん、助けてくれぃ!

叫び声でした。

私は翌日に新潟駅まで息子を迎えにゆく約束で、

北陸道を目指して、

阪神高速をちょうど、

西宮付近を走行中でした。

そこからの記憶は、

今でも一刻一刻と、

鮮明に覚えています。

霊体離脱したかのように、

私は自分の表情の変化も、

鮮明に覚えています。

一生の中で、

このような絶望と恐怖を味わうことはないでしょう。

恐怖の二日間、

私は、

この日のために、

自己修錬して備えてきたのかもしれません。

片道燃料で、

豪雪の奥羽山脈を日本海側から太平洋側へと

横断できたのは、

震災から2日あとの夕刻でした。

息子が行方不明だったら、

見つけるまで捜す。

不幸な結末であれば、

私も其処で一生を終えるとの

覚悟であったことは間違いありません。

私ら親子は運に恵まれただけだと思います。

大勢の犠牲者の方々には、

申し訳ない気持ちが、

未だに消えません。

傷ついた息子を助手席に乗せ、

通行止めの雪の壁に囲まれ、

燃料を確保しながら、

山形市に着いたのは、

地震発生の3日あとの夜でした。

食料は何処にもありません。

寒さをしのいで、

夜明けと共に出立して、

新潟の信濃川沿いに架かる萬代橋が

闇の中で浮き彫りになる光景に、

私は天に手を合わせたものでした。

息子を落ち着かせて、

翌々日、

私は被災地へと舞い戻ったのです。

私が歯科医師であるからです。

被災地での光景は、

忘れることは無理でしょう。

でも、

他人に伝えるだけの消化はできていません。

ただ申し上げられますのは、

戦争も震災も同じです。

破壊力が地震・津波・土砂崩れ。

それと、

ミサイル・爆撃、

違いこそあれ、

結末は全く同じです。

絶対安全神話が夢物語であったように、

私たちは、

不戦の誓いだけは、

守り抜くことの強い意志を主張しなければなりません。

絶対あってはならないこと。

そして、

絶対に守らねばならないこと。

多くの尊い命のなくした犠牲ゆえに、

私たちは覚悟を持つことが大切です。

犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りします。

犠牲者のご家族の方々の心の傷の深さ。

私には、

お悔やみの台詞が見つかりません。

復興、

この国は本気で、

この台詞への責任を家族のように、

受けとめて頂きたい。

 

継続こそ力

新入生の学生諸君に対する

特別講義で、

必ず申し上げるんです。

私も皆さんも、

ある意味において17歳時点での、

受験勉強落伍者であると。

なぜなら、

偏差値が76あれば、

東大にゆくでしょ!

私らのような専門職は、

本来であれば、

4年制大学に、

ひとまず入学して、

青春期を文学でも良い、

経済学でも良い、

教養を身につけて、

また、

ゆったりとした環境で、

世間との関わりとか、

社会の一応の仕組みを、

身を以て体験して、

それから、

それでも、

医師になりたい、

歯科医師になりたい、

そんな目的を持ってから、

門を叩くべきナンです。

東大卒業してから日本歯科大学ってのも良いじゃないですか。

私の場合は特種な環境に恵まれたんです。

世の内外を問わず、

歯科界のスーパースターたちに

直接の縁を持てたンですから。

運が良かったンでしょう。

ただ、

1度決めたことは、

折りませんでした。

そりゃ、

途中で投げ出しそうになりましたよ。

そんな時に、

先ほどの、

もう落伍者になってはならないと。

今の自分の身の丈を正確にジャッジすることには、

相当な勇気が必要です。

自分が情けないですから。

それでも、

自分ジャッジしなきゃならないンです。

ソウすると、

継続することくらいしか、

自分には能力がないのだからと。

やらざるを得ない。

そもそも天才じゃないですから、

自分自身全てを、

歯科医学の方に、

無理やり合わせてきたって云うのが、

正直な処でしょう。

患者さんとの関わりを持つことで、

仕事が成立するのが医療職です。

ですから、

継続することくらい、

最低条件だと思います。

歯科医院のブログを観て、

継続できていないことと、

忙しいから継続できていないとは、

全く違うと思いますね。

そもそも私は作家ではありません。

文章を書くプロではありません。

でも、

私は歯科医療のプロですから、

患者さんや歯学部の学生諸君への

メッセージをたゆまなく送ることは、

私の仕事の一部ナンです。

継続こそ力ですね。