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朝から【唐揚げ】

今は朝の6時過ぎです。

久しぶりに、

上越新幹線に乗り込んだ処です。

東京駅始発で新潟へと。

で、

駅弁。

朝から【唐揚げ】とお思いでしょうが、

次に食事できるのは、

夜の10時くらいです。

今、

食べておかないと。

ブリッジ治療

こういう症例って多いんですが、

私は好んでブリッジ治療を選択します。

ブリッジの土台が生きているからです。

神経を取っている歯であれば、

将来的に折れるかもしれませんが、

この症例は、生きた歯です。

とは言え、

大臼歯は金属のクラウン治療の既往を、

小臼歯には虫歯治療の痕跡があり、

両者ともに無垢の歯ではありません。

対して、

インプラント治療を行う際には、

この症例はレントゲン検査において、

上顎洞底挙上手術が必要です。

あえて、

そこまでしてインプラント治療を行うよりも、

丁寧な手当てにてブリッジ治療を行うことをと、

私は確信しています。

歯の概形成です。

次回、マイクロスコープにて精密仕上げ。

とりあえず、

仮の歯を装着して。

今日の処はお仕舞い。

 

歯科医学の魅力

1892年に、

43歳と云う若さでジョンズ・ホプキンズ大学内科教授の職に就いていた

オスラー博士がミネソタ大学に招かれて、

医学生と教師のために講演をしていました。

最近の私は、

このオスラー博士やメイヨー博士の

著作や講演原稿を夢中で探し、

入手しては、

貪るように読んでいます。

それは、

私の環境の変化が、

その影響だと思います。

良き師に恵まれ、

良き患者さんと関わり、

多くの症例に出会えた私が、

無我夢中で体得した医術を

さて、

他人に教育する側になった時に

一瞬身体が凍りつくほどの責任の大きさを

ヒシヒシと実感しているからです。

歯科医学ほど魅力ある学問をしりません。

関連領域である医学書の多くを読むことも

私の仕事の一部ですが、

学問としては歯科医学の不思議さには

到底に叶いますまい。

ただ、

歯科医学、医学問わず、

大家と謳われた巨星の幹に

宗教と倫理、道徳が

血のように通っていることも知りました。

本音

本当は、

対人関係が苦手です。

ですから、

読書、自動車の修理、犬と遊ぶ。

患者さんとの関わり合いですか?

それは、

別物です。

自分の専門知識と技術で、

患者さんが喜んで下さいますから。

大学での仕事でも、

大勢の人と関わり合いを持ちます。

正直、

色んな方がいらっしゃいますから、

ストレスは増えました。

でも、

スレていない学生諸君や若い世代の歯科医師は

カワイイですから。

やっぱり歯が好きなんデスね。

インプラント治療に対する私の考え方

現在、資本主義のルールに乗っ取り、

医療系企業も生き残りをかけて、

より大規模な企業へ変化せざるを得ず、

合併と吸収を繰り返しています。

インプラント製造販売メーカーも

その流れに対応していることは間違いないでしょう。

30代の前半の頃、

今ではスウェーデンの企業ではなくなり、

ノーベルバイオケと会社の名称も変更した、

当時のノーベル・ファルマ社のブローネマルク・インプラントの

講習会のインストラクターとして、

現場の歯科医師への教育に参加した頃と、

現在のインプラント治療の様変わりには、

時代の流れをヒシヒシと感じています。

私の臨床の中で、

インプラント治療の適応と手順は、

ほぼ確立されています。

少しづつ工夫を加えてはいますが、

大きな幹は変わってはおりません。

歯に代わる人工の歯根を

長持ちさせることと、

安全な手術を行う。

その2点に徹底しています。

医学の進歩によって、

人類は寿命の延長という恩恵を受けています。

しかし、

骨格、筋肉、循環系、神経系の

老化から逃れることはできません。

高齢化に伴い、

唾液などの体液の分泌量も減少します。

当然、

反射機能も低下することはお判りでしょう。

そのような人の老化という過程の中、

私の手当てしたインプラントという

生きる糧を得るためと、

生きる喜びを味わう食のために、

絶対に必要不可欠な

噛む道具が、

長い風雪に耐えるようにと、

それが最優先事項だと考えています。

 

良いじゃないですか!

中学2年の娘の授業参観に行ってました。

で、

驚いたのです。

私の強い要望にて、

公立中学ではなく、

県外のミッション系の学校に入学させたのです。

教室の教壇の黒板の真上に

【主の祈り】の額縁を掲げているのを観て、

ソリャそうだ!

ごもっとも!

政治や教育と

宗教の分離を

声高々と、

そんな風潮に対して、

逆に違和感を持っていた私ですから、

カトリック精神のある教育機関を選んだ訳で。

【主の祈り】は、

朝に夜に、

毎日唱えているのですが、

これは宗教というよりも、

【道徳】の範疇にある

人の道だと思うんです。

【主の祈り】以上に、

私は1日に何度も

心の中で

【聖母マリアへの祈り】を捧げます。

例えば、

患者さんの診療に際して、

チェアーを倒し、

ハイ、お口をお開け下さい!

と、

お声かけする前に、

心の中で、

患者さんのために祈りを捧げるのです。

無論、

口には出しませんが。

診療行為という行いは、

神聖なる行いだと信じています。

確固たる診断と手当て、

そして、

患者さんへの愛情。

全力で診療に取り組んでいます。

でも、

私は生身の人間ですから、

もしかしたら、

間違いがあるかもしれません。

神さまは【万物の創り主】です。

その創造主が人間社会に送った

イエス・キリストの生母たるマリアさまです。

神さまもマリアさまからのお願いだったら、

聞き入れて下さるに違いない。

そんな想いで、

【聖母マリアへの祈り】を

治療の度に捧げるのです。

それが宗教的で、

医師の行いに反するのですか?

【経営理念】や【医療の効率化】を

重要視することの方が、

医師の道だとお考えですか?

いいぞ!いいぞ!

ノートルダム清心学園。

どんどん言って下さい!

【清き心で、愛の人であれ】

この建学の精神は青少年じゃないか?

女子校ですから、

なんて言うのでしょう?

教育の根っ子の最も大切な肝心処です。

【主の祈り】

いいじゃないですか!

 

【主の祈り】

天におられる私たちの父よ、

み名が聖とされますように。

み国が来ますように。

みこころが天に行われるとおり、

地にも行われますように。

私たちの日ごとの糧を今日もお与え下さい。

私たちの罪をおゆるし下さい。

私たちも人をゆるします。

私たちを誘惑におちいらせず、

悪からお救い下さい。

【聖母マリアへの祈り】

アヴェ・マリア、

恵みに満ちた方。

主はあなたと共に居られます。

あなたは女のうちで祝福され、

御胎内の御子イエスも祝福されています。

神の母、聖マリア。

私たち罪人のために、

今も、

死を迎える時もお祈り下さい。

 

 

診療所のお掃除オバチャン

診療所のお掃除オバチャンとして、

今月から、

週に3、4日、

朝の9時から午後の3時過ぎまで、

診療所の至る所を

ピカピカにしてくれるHさんは、

元はと言えば、

長い間の私の患者さんの一人です。

御年72歳。

御亭主は76歳のお子さんには恵まれ無かったものの、

仲睦まじい老夫婦です。

Hさんは2年前に、

胃癌にて胃を全摘しました。

ガリガリに痩せて、

お綺麗な方でした事が、

余計にさんには堪えたのでしょう。

死にたい、死にたいと、

繰り返して、

苦悩に喘ぐ日々を観るにつけ、

高松市在の方でしたので、

毎週、毎週、

口腔内のクリーニングだと理由をつけて、

診療所まで、

それをHさんとの約束事にしたのです。

長年、通って頂いた大切な患者さんです。

誤解されると辛いので、

申し上げますが、

お代は頂いておりません。

私の顔を観て、

先生、私は大丈夫かしら?

毎週の定例行事となって1年少々。

折角に神さまが下さった残りの貴重な時間です。

チョッと、

私を助けて頂けませんか?

えっ?

私の診療所はご覧の通り広いですし、

アレコレ私の収集品を飾っています。

埃を払ったり、

階段の手摺を拭いたり、

額の拭き掃除やアレコレ。

お掃除オバチャンやって下さいませんか?

裕福な方に申し訳ありませんが、

時給はこの程度で勘弁して下さい。

私の診療所は大勢人を雇うほどの大規模歯科医院ではありませんから。

という塩梅にて。

ご実家が関西地方の旅館を営み、

そこで育ったことと、

大学を卒業したあと、

神戸のホテル勤務の時代があったこと。

ホスピタリティについて、

私のこだわりは、

長年の患者さんとしても、

重々承知のHさんです。

今ではスッカリと打ち解けて、

私をスタッフと共にからかう程に元気になられました。

私の洗礼式には、

ご夫妻で参加し、

私の現生での死と復活の儀式を観て、

グッと互いの距離感が縮んだような気がします。

人は誰かのためにお役にたつと気づいた時、

力を発揮するという言葉を、

Hさんの日々の姿に思い出すのです。

私が良い診療ができますように。

私の患者さんが快適に診療所で過ごせますように。

Hさんの祈りのお掃除です。

インプラント修復の設計の転換点

超高齢化社会をわが国を含めた先進諸国が

初めて経験しています。

写真の男性は76歳。

最近、脳梗塞の発作を経験されました。

現役時代にはバリバリのクリエイティブプロデューサーとして

ご活躍されておられました。

引退するでもなく、

仕事をセーブしながら、

趣味程度の仕事量と

それこそ趣味を楽しみながら、

ゆっくりと、

人生の残りを、

階段を降りてゆくんですよ。

そんな風に仰っておられました。

が、

脳梗塞の発作が氏をスッカリと豹変させたのです。

無力感漂う老人と化し、

一時は私も相当に心配していました。

一気に唾液の分泌量が減りました。

修復物周辺に虫歯が多発し始めました。

あれほど丁寧なブラッシングテクニックを

身につけた紳士たる氏の手指は、

後遺症、それは軽度ではありましたが、

氏の思うようには動いてはくれなくなりました。

写真の最後部のクラウンはインプラント修復です。

その手前の歯の欠損部分は、

私の抜歯に依るものです。

ご家族構成を考えると、

後には、

施設管理の整った介護施設に入居される可能性は否定できません。

歯の欠損した部位の顎の状況は、

私の頭の中には、

完全に把握できています。

インプラントの手術に適応する骨はあります。

しかし私は、

あえてインプラント修復を選択しませんでした。

最後部のインプラント修復のセラミッククラウンを外して、

これは容易に行えます。

インプラント修復の際には、

仮セメントにてクラウンをいつでも外せるように手当てしています。

その訳は、

クラウンの下部にあるアバットメント・スクリューの

締まり具合を定期的にチェックするためです。

で、

インプラントには入れ歯が噛みしめた際の

沈下防止装着として

最後のご奉公を託すことにしたのです。

部分入れ歯であれば、

介護施設において、

訪問診療の歯科衛生士の手を煩わさないでしょう。

また、

インプラント周囲の清掃も容易に行えます。

部分入れ歯の金属フレームワークです。

大きな穴の開いた部分にインプラントの沈下防止装置が適合する設計です。

今、インプラント治療における、

修復方法の転換点を模索しています。

お元気な時代にはクラウンにて、

バリバリ食べる。

そして口元お美しく。

でも、

高齢者となり寝たきりになったり、

不幸にも脳疾患などで寝たきりになったり、

そのような際には、

インプラントは入れ歯の1装置へと

使用目的を変えて、

積極的に部分入れ歯に変えるべきだと、

私は考えています。

【ああそうだ・これをしよう・あの人のために】

ノートルダム清心理事長 故渡辺和子シスターの言葉

手の感覚

通常の診療において、

素手で、

手当てしています。

感染防止のためのゴム手袋を

私は装着していません。

ゴム、ラレックスの数ミクロンの厚さが、

手当ての感触に

差し障るからです。

患者さんの診療をお受けする際には、

採血を含めた内科対診を

お願いしています。

感染症を含めて、

患者さんの内科的な詳細は、

私の側では完全に把握してから

私は治療に着手しています。

ですから、

私も安心して、

素手で腕を奮えるのです。

回転スシ屋で、

素手で寿司を握る機会を観る事はありません。

ブカブカのラテックス手袋で、

サッサと手際よく、

その光景に違和感を感じません。

が、

鮨職人の芸を売り物にする店では、

逆に、

手袋はあり得ませんね。

お客さんの側も、

そのような店で、

職人さんがラテックス手袋はめて、

鮨握るなんて、

思いもつきませんよね。

私は歯の職人ですから、

手先の皮膚1枚の感覚を大切に考えています。

情熱のブラッシング.トレーニング

歯科治療の基本はブラッシングです。

ブラッシングを疎かにする歯科医師は、

ブラッシングに泣く羽目になります。

プラークコントロールという言葉が一般的になりました。

それでも、

日本人のプラークコントロールはまだまだというのが現実です。

患者さんに対するブラッシング.トレーニングを

私はとても重要視しています。

治療にお越し頂く度に、

毎回、毎回、

治療の初めに、

ブラッシング.トレーニング。

これは三枝デンタルオフィスの普通の治療の流れになっています。