saegusa のすべての投稿

心の余裕

グリーン車の空いた座席空間を

贅沢に使うって、

心に余裕が生まれますから、

私は安上がりの性分ですね。

駅弁をかたづけて、

洗面所に歯磨きへと。

さて読書でもと、

思っていた頃に、

ちょうど車内販売のカートが。

熱い珈琲でも、

そんな気分になって、

ホットお願いします。

お砂糖、ミルクはいかがなさいますか?

の声に、

思わず、

販売員の顔を見上げたのです。

声色が実に良かった。

視界に入ったお嬢さんを視て、

引き続き驚いたのです。

で、

私は甘党なのでと返すと、

では、

お砂糖は3つに致しましょうか?

おいおい、

それじゃ糖尿病になるじゃない。

2つで、ミルクは1つ。

そんな会話から、

ニコニコ顔のお嬢さんに、

朝から美人とは、

今日は気分爽快だね!

一昔前の国鉄時代の新幹線の車内販売員だったら、

とてもとても考えられませんね。

髭の生えている女性みたいな

力もち間違いなしの

オバチャンが定番でしたもの。

いやいや時代は変わったモノですね。

変わったと言えば、

当の私も

そうかもしれません。

喫茶店のウェイトレス嬢や、

コンビニの店員嬢、

何気ない関わりの中で、

綺麗な女性を観ると、

スルリと、

お綺麗ですねと、

心の底から言えるようになったのです。

傍で聞く愚息から、

父ちゃん、

今更ナンパかい?

こういう輩を未熟者の助平と云うのです。

私自身に、

全く下心が無いから、

心の評価が、

言葉として発するのです。

新潟駅ゆき上越新幹線から

昨日は午前中いっぱいで診療を終えて上京。

午後の7時半の

ホテルのロビーにて

某インプラントメーカーの社長との待ち合わせまで

小一時間ほど。

部屋にて、

少々、

休息を。

右肩に強い痛みがあり、

鎮痛剤を。

今日の根管治療が痛みの原因だと。

根管内に折れたファイルという器具を

マイクロスコープを視ながら、

2時間ほど費やして

ナンとか、

無事に除去できました。

元来短気な私ですが、

治療に関しては、

自分でも驚くほどに

粘い質。

他人からよく聞かれるんです。

よく、

そんなに、

粘い治療に疲れませんか?

ストレスは?

当の私は、

目の前の異常事態の鎮火に夢中で、

色んなこと、

例えば、

手を変え品を変えてって云う類でしょうか?

治療以外に頭の中は、

全く雑念はありません。

但し、

細か仕事が年々、

上へ上へと、

キリがなくなってきたように思います。

手先が、

自分の身体の一部ではなくなってきているような気がします。

が、

歳をとりました。

治療の最中から、

激痛が、

肩と右腕の交差する部分に

電気が流れるように走ります。

根管治療は歯科医師の責務です。

でも、

心の内で、

少々、

不安感がもたげています。

いつまで出来るのだろうかと。

そんな不安感から、

この頃は、

心とからだを傷めることから

身をかわすことを

少し少しですが、

始めました。

診療以外のことでは、

嫌なモノは観ない。

近寄らない。

関わらない。

考えない。

今は、

まだこの程度のレベルですが、

これは考えようによっては、

まだ卓越した強い精神力を持つ

医師には絶対に必要な

基本的性格が、

私自身には、

未熟で、

育っていないことの証だと、

自己採点しています。

メーカーとの打ち合わせは、

ロビーの喫茶にて1時間少々で終えて、

早々に部屋に戻って、

日頃の疲れを癒すというよりも、

ひたすら右腕の手当てに勤しんでいました。

習慣ほど恐いモノはありません。

いつも通り、

早朝に起床。

最近、

ドクター.オスラーの講義録にハマッテいます。

よせば良いのに、

身近な鞄の中は、

この分厚い著作と、

これまた分厚い、

内藤正裕師匠から贈られた聖書。

そして、

カトリックの祈りの小冊子。

この3冊の書籍は、

今の私の精神的支えとなっています。

窓越しの外は真っ暗闇。

祈りを捧げて、

2時間ほど読書。

午前5時にチェックアウトし、

肌寒くなりましたね。

駅目指して、

ちょうど眠りから覚め、

重い腰をあげて活動し始めた大東京の

ビルの谷間を歩いています。

新潟への始発は午前6時8分発の

とき301号。

これも、

この4月からの恒例行事となりました。

で、

駅弁。

以前から気になっていた

【東京弁当】を購入。

最近では、

野菜の煮付けから、

先に箸をつけるようになったのも、

歳感じます。

新潟駅着は、

8時13分。

今朝は、

9時半スタートの手術から始まり、

午後の6時30分からの、

医員への臨床講義。

8時頃には終わるでしょうか?

その後は、

研究の進行状況の確認と、

ホテルへ入っての

コンビニ弁当が、

東京弁当の次に摂る食事になるでしょう。

本当に歯で困った患者さんのための歯科医院

アレコレご注文の多い患者さんも

確かに、

お越しになられます。

理に適っている難しいハードルは、

私は知恵を搾って、

工夫を駆使して、

誠実に、

患者さんに喜んで頂きたいと、

精進します。

ほとんど、

良いゴールを迎えることで、

安堵する日々です。

が、

中には、

ご自身の病状を知ってても、

絶対に治せ!

のような態度で、

あるいは、

困った時には、

先生、全面的にお委せしますから助けて下さい!

で、

治療が進んで、

ご自身でも、

もう大丈夫だ!

内心で安心したのでしょう。

その途端に、

治療費用が高い!

はぁ?って方も

極々、

たまに、

私の診療所に紛れ込んでお越しになられます。

最初の私は丸くなりましたよ。

ともかく、

診療は一生懸命、

誰隔てなく、

誠実に対応します。

マイクロスコープを使っての根管治療です。

右肩を傷めるので、

現在、

色んなメーカーのご協力にて、

腕を支える椅子を、

アレコレ試しています。

修復処置の際の、

顎機能検査。

これも私のルーチンワークです。

昨日の新しい患者さんです。

これはなかなかの難症例ですね。

そんな多忙な毎日で、

本当に歯を大切にして下さる、

そんな患者さんを最優先で、

私は予約を優先し、

その辺りは、

私は医師ですから、

来た順番で、

先に診療する流儀ではありません。

私は本当に歯を大切にして下さる患者さんのために、

余生を費やす積もりですので。

ダイレクトボンディング修復でストレス解消

昨日も多忙でした。

午前と夕刻に、

大きな手術。

いつまで経っても、

メスを持つのには、

大きな負荷が、

精神的にかかります。

そんな時には、

ダイレクトボンディング修復がモッテコイなのです。

術前です。

金属の詰め物が、

ナンでもカンでも悪い訳ではありません。

色が白けりゃ良いってモンでもありません。

が、

この修復物はイケマセン!

形態も悪けりゃ、

詰め物の境目も適合していない。

序でに、

ここまで雑な手当てだとすりゃ、

詰め物の下には、

恐らく、

虫歯の取り残しも在るでしょう。

で、

金属の詰め物を取り除いて、

急いで、

ラバーダム防湿。

黒い部分は、

慢性う蝕か、

金属による変色か定かではありませんので、

う蝕検知液にてチェック!

神経に近い処は、

MTAセメントの改良型で保護。

いよいよマテリアルを盛り上げる前準備です。

隣の歯との間に、

壁を設置します。

この壁に、

程よいカーブを帯びた形態を施すのが、

腕の見せ所です。

エナメル質に対して、

リン酸処理を行います。

素材は、

針のように尖った道具を好んで使用しています。

で、

完成。

治療の間、

夢中で、

歯と向き合っていますので、

雑念などありません。

在るのは、

ルンルン気分だけなんです。

男は仕事が1番

母校での仕事と、

私の診療所での仕事を

掛け持ちしていますので、

行ったり、

来たりと言うのが、

これからも続くようです。

ですから、

世間でいう処の、

祝祭日はもとより、

日曜日も午後からは診療するようになりました。

昨日のミサのあと、

神父さんが、

声をかけて下さいました。

良い顔になってますよ。

男は仕事が1番ですね。

 

私にとってのハロウィン

つい先日のこと。

街の通りを

奇妙な出で立ちの若者たちの集団が

闊歩している姿に、

そう言えば、

ハロウィンだったなと。

彼らは、

ハロウィンの意味合いを知ってるのでしょうか?

私にとってのハロウィンは、

初めての子供を授かった日です。

満天の星輝く、

越後新潟市にて、

娘は生を受けました。

平成2年の、

ちょうど、

博士論文提出直前の頃でした。

人生の主人公は、

あなた自身なのだから。

父は、

いつでも見守って

応援しています。

歯の治療の奥深さ

私の歯科治療においては、

【仮歯】を重要視しています。

最終修復物に模倣させて造った歯を

あえて、

使って頂くことで、

将来に起こり得るトラブルを予想出来るのです。

奥から2番目の大臼歯が、

仮歯です。

前後の歯のバランスが悪いですね。

他医院にて、

コンポジットレジン修復が施されていますね。

チョコッと治療し直しましょう。

ラバーダム防湿は、

歯科治療の必需処置。

ラバーダム防湿なくして

無菌的治療はできません。

私は多数歯露出法のラバーダム防湿を好んでいます。

周囲組織とのバランスが良く観えるからです。

この際に、

無くてはならないモノがあるんです。

日本歯科大学新潟式ラバーダムパンチ.テンプレートです。

新潟校の歯科保存学教室第2講座初代教授である

加藤嘉郎先生の御考案の道具です。

これは非常に使い勝手が良いですね!

が、

四半期降りに、

新潟病院の診療科で仕事をする事になって、

びっくり仰天!

誰もお使いになっておられない。

私は、

この道具はとても良いモンだと思っています。

で、

ダイレクトボンディング修復。

真ん中の歯が仮歯です。

両サイドが、

ダイレクトボンディング修復。

これで綺麗に上の奥歯と、

噛み合う事ができますね!

私がセラミッククラウン修復を行う時には、

仮歯を使っての疲労試験を行ったり、

前後上下の歯とのバランスを鑑みたり、

前準備が沢山あるんですよ。

 

私と神さまとの契約

部分入れ歯の歯型採りから、

インプラント埋入手術まで、

朝から夕刻まで、

今日も忙しくなりそうです。

今年は、

生活のリズムが一変しました。

カトリック教徒として祈りを捧げることを覚え、

母校の臨床教授としての重い立場を思い知らされ、

新しく産まれ代わった積もりで、

日々を過ごすようになりました。

洗礼の祝福として内藤正裕師匠から頂いた

ぶ厚い聖書は、

いつも通勤時の鞄の中に。

歯科医学に生きる。

これが私と神さまの間に交わらせた契約です。

治療を通して、

本当に歯で困った患者さんのために。

治療を通して、

母校で歯科医学を学ぶ学徒のために。

その基となるのが、

私の診療所、

三枝デンタルオフィスです。

患者さんそれぞれのお役にたてますように。

治療の勘所

外観からは、

ヘタクソなクラウン治療ですが、

クラウンがセメントで固定されているので、

まぁ、外れはしない。

ただ、

モノがよく詰まる。

クラウンの境目が臭い。

何故か疲れた際に歯茎が腫れる。

で、

次第に、

クラウンがガツツキ出して、

なんだかグラグラし始めた。

そんな状況が、

ドンドン悪化して、

ホームページで、

手頃か、

あるいは、

自画自賛の名医の診療所へと。

で、

なんだか怪しいと、

賢明にも気づいた方が、

私の診療所へお越しになられる。

これが、

大概のパターンです。

通り抜けてこられた歯科医院については、

地区によって、

だいたい3パターン程度。

これも興味深いのです。

クラウンを外して、

歯周外科手術を行い、

右の根だけの歯のほうが、

その右隣の歯より悪くお感じになられるかもしれません。

でもね、

外科手術の後の写真は、

私が丁寧に炎症を取り、

骨の整形と歯肉の整形を行なった直後だからです。

歯肉を剥離した直後は、

上の写真のような状況だったのです。

根だけの歯の右隣、

歯根が黒ずみ、

根を覆う骨が裂けて溶けて、

黒ずんだ歯根が見えていますね。

治療のある過程までは、

この黒ずんだ歯は利用します。

仮歯の支えとしてです。

この歯にとっての、

最後のご奉公でしょうか。

他の歯は着々と治療は進みます。

抜く予定の歯であっても、

仮歯は削った境目は、

キチンと適合させねばなりません。

プラークの巣になるからです。

で、

2回目の仮歯を装着する時、

この歯の役目は十分に果たしてくれましたので、

抜歯します。

根が真っ黒でしょ?

何でか判りますか?

根管治療のさいに、

チョコッと治療しては、

何回も何回も、

通わせる歯科医院。

その通う度に、

根管の中に、

薬を封印するんですが、

それが、

ドンドンと、

歯の表面に染みこんでゆき、

歯の表面に至り、

歯根の表面を被う大切なセメント質を

このように殺してしまうんですよ。

それに気がつかないで、

セラミック・クラウンなど入れても、

後から、

酷い目に遭うでしょう。

予知できない歯の抜歯も、

将来を見越せば、

良心的な治療でもあるのです。

低侵襲の抜歯のあと、

2回目の仮歯は、

予めブリッジの設計ですから、

逆に、

見映えは、

断然に良くなりましたし、

良く噛める!

根管治療を行うに際して、

1. ラバーダム防湿を絶対に行うこと

2. 治療時間は少々長くても辛抱して下さい。

3.治療回数は1回から2回。

最低でも3回で終了。

4.できればマイクロスコープを使う治療であること。

ただし、

マイクロスコープは医院に置いてあることと、

実際に使って治療して貰うことは違いますからね!