カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

故郷

治療のチョッとした合間に、

院長室で腰かけていた際に、

ふと、

幼い頃、

と言っても、

小学校に上がる前の記憶が

蘇ってくることが在ります。

そんな記憶曖昧な大昔をと、

訝しく思うですが、

なぜ、

当時の記憶なのでしょう?

沈む夕陽が映える瀬戸の凪と岬の光景や、

鼻腔に蘇る空気の匂い。

つい、

う~・さ~・ぎ~・

恋しぃ~・

かの山ぁ~。

自慢の喉を唸らせる私。

昔の唄って、

つくづく良いモンだと。

功成り、

名を成そうと、

田舎から出でし少年が、

都会で青春期を過ごし、

ブルドーザーなみの馬力で、

世間の中を生きてきた。

振り返る余裕などなかったと、

前へ、

前へと、

進んできたモノの、

フとした調子に、

立ち止まってみる。

そんな歳になったのだと思います。

大東京に暮らす田舎出身者の多くも、

おそらく、

私と変わらない感傷めいた時を

迎える機会もあるでしょう。

新潟の文豪が、

故郷は語ることなし、

だと。

語らずとも、

故郷は、

脳裏と心内に

いつも一緒に居るのですから。

 

休日の過ごし方

日曜日は、

完全休暇とすることに。

で、

昨日は、

午前中は洗車。

丁寧ですよ。

内装張りの継ぎ目は、

真新しい歯ブラシにて。

床カーペットは、

粘着テープとハエ叩きにて。

変な話しナンですが、

車の外装の汚れには無頓着なのです。

だって、

走っていたら、

汚れるのは当たり前じゃないですか?

ソレにひきかえて、

中の汚れは、

私はダメなんです。

こういう性格ですから、

富豪とは無縁でしょうね。

午後からは、

読書。

塩野七生女史の書籍を

噴き出しながら。

読む場所が、

テーブルから、

ソファー、

床、

ベッドへと、

移動しつつも、

書籍はシッカリと左の掌の上に。

頭の表皮が、

ほぐれて、

リラックスするような気分になる女史の書籍。

夜も暮れて、

あ~オモシロかった!

と、

一息つける、

良い書籍と休日の関係。

本当に困った時の歯科医院

つい先日、

私より10歳ほど年長の、

女性の歯科医師の患者さんから、

根管治療にも

ピンからキリまで在ることが

判りました。

と、

しみじみ、

言われた際には、

嬉しかった。

相手が誰であれ、

治療をお引き受けしたならば、

私は情熱の歯科医師となります。

手先に、

全エネルギーを集中させて、

五感は、

指の先の先へと。

プロって、

そういう性なのだと思います。

その女医さんから、

再び、

言われました。

反省しました。

いつも患者さんに言っていることなのに。

ソレは、

プラーク・コントロールです。

歯磨きですよ。

今、

コレもまた歯科医師であるご令嬢と、

歯ブラシを手に、

三枝式ブラッシング法を

取得して頂いています。

この女医さんたちから、

その歯科医院の患者さんたちへと、

私の歯科医療の一部だけでも構いません。

より良い歯科医療が、

繋がって欲しいと、

そんな気持ちで。

本当に歯で困った患者さんの

最後の砦としての経験は、

書籍上の理屈とは、

違ってるんですよ。

 

総合診療歯科

この春から、

中学校に上がるお嬢ちゃんが、

お母さんに連れられて、

お越しになられたのです。

成長期の女の子の歯科治療は、

ある意味、

さまざまなことを

配慮しなければなりません。

グググっと、

子供から大人へと、

変身するからです。

特に私の仕事は、

上下顎の成長度合いを計算に入れておきませんと。

私の診療所へ、

お子さんをお連れになるくらいですから、

健康意識の高いお母さんです。

お嬢ちゃんの顎のラインを触診しつつ、

いつものように顎の関節を丁寧に触診。

口腔内を拝見し、

少しだけ、

頤に手をあてて、

ちょっと、

お口を開けて。

で、

少し閉じさせて。

お鼻がお悪いようだと感じ、

耳鼻咽喉科も紹介させて頂くことに。

私の診たて・ですか?

黙って座っていたお嬢ちゃんでしたが、

当てってますよ。

 

灯台もと暗し

浅草の浅草寺界隈なんかじゃ、

当たり前だと、

思っていたんですが、

こんな高松市のような田舎街でさえも、

海外からの、

観光の方ナンでしょうか?

でも、

わざわざ日本にまで

脚を運んで頂いて、

なにゆえに高松市ナンでしょうか?

どこ観るんでしょう?

そんなこと言ったら、

身も蓋もありませんが。

診療所の数件ならびのコンビニエンスストアには、

朝ともなれば、

いっぱいの海外からの方たちでしょう。

賑やかなこと。

友人が訪ねてきた際にも、

なかなかホテルがとれなかったとのこと。

私だけが知らないのかもしれません。

高松市って観光地なんですね。

長寿の条件

開業して何十年も経ちます。

私の診療所へ、

長期のメンテナンスを受診する高齢者の患者さんは、

とてもとても多いのですよ。

60代の時にインプラント治療をし、

20年経ったら、

もう80代ですもの。

70代の時に、

入れ歯治療をして、

20年経ったら、

90代ですもの。

私の診療所にお越しなるということは、

階段ですから、

みなさんが、

シッカリと、

階段を歩いて、

登れるってことです。

お元気でいらっしゃる。

このような私の高齢者の患者さんは、

みなさんがおしゃべり好きです。

ですから、

いっぱい、

色んなことを教えて下さいます。

で、

伺ってみたのです。

共通することを見つけました。

ソレは、

牛肉の赤身を好んで召し上がってらっしゃる。

ソレと、

早寝・早起き。

あとは、

ゆっくりと入浴。

くよくよタイプの方、

ナんとか・なるさタイプの方、

几帳面な方、

色んな高齢者の患者さん。

御性格はズッと相変わらず。

でも、

この3習慣は、

みなさん共通!

無論、

歯の調子は、

入れ歯だろうが、

インプラントだろうが、

ご自身の歯だろうが、

私・三枝が診てきた患者さんたちです。

みなさんは

シッカリと、

美味しく、

召し上がっていらっしゃる。

このような事実から、

私は自身の生活態度を

遅まきながら、

一変したのです。

 

飯食ってるか?の訳

最近は、

30代、40代の、

今までの三枝デンタルオフィスからは、

考えラレないくらいの、

若い患者さんが増えました。

歯に対する意識が高まったのか、

はたまた、

お若いにもかかわらず、

折れた歯根、

割れたセラミック・クラウン、

インプラント治療の不具合。

根を突き破ったファイバー・ポスト、

そんな現状であることが、

悲しい処でもあります。

治療を重ねる度に、

若い患者さんたちの緊張も解れるんでしょうね。

私も、

お顔を拝見する度に、

飯は食ってるか?

みなさんから、

いつも同じ台詞だと笑われます。

そうなんです。

私が若い時分。

既に歯科医師になっていた頃も、

収入のほとんどを、

講習会の受講費用なり、

旅費宿泊費、

機材購入費に費やし、

書籍代も馬鹿になりませんでしょう。

渡米。渡欧の際には収入は皆無です。

海外で、

レストランなどには入れませんでした。

ダイナーでもですよ。

大きなパンを数日で。

大きなミルクの瓶。

硬い野菜を紙袋に。

味わう処より、

空腹をまぎらわせるもの。

国内に居る時でも、

贅沢など縁遠い。

30過ぎになって娘のために

CDラジカセ買えた時には、

嬉しかったですもの。

そんな暮らし向きが、

30代の半ばまでは、

確実に続いていました。

歯医者さんはお金持ちという風潮、

私は実感なかったです。

でも、

充実していました。

歯科医学の吸収のためには、

収入の大半をつぎ込んでいました。

ですから、

若い患者さんを診るに、

つい、

飯食ってるか?

 

考える歯科治療

先のブログを更新すると、

早速に、

日本歯科大学新潟病院の三富技工士から。

で、

ヒントをお送りしましょう!

治療後20年経過した患者さんです。

上顎は総入れ歯。

下顎はインプラント2本埋入。

で、

バー・アタッチメントを装着。

その上に総入れ歯。

噛む面には、

私の総入れ歯の特徴である金属加工は

あえて、

していません。

ソレで、

噛む接触点は、

今でもご覧の通り。

磨耗してません。

コレが噛み合わせ治療の極意です。

コレがヒントです。

さぁて、

頑張って考えて!

噛み合わせ治療の【違い】

写真をご覧ください。

違いが、

お判りになりますか?

上顎の歯です。

下顎の歯は全く触っていません。

石膏の模型は初診時の状態です。

全てインプラント治療です。

他医院にて治療を受けた患者さんです。

噛めないから、

転院し、

私の診療所にお越しになりました。

インプラントとアバットメントは、

私は手をつけていません。

製作した歯は、

仮歯です。

全く形・高さ・などなど、

違うでしょう?

噛み合わせを

完全に変えたのです。

ソレも上の歯だけでです。

さてさて、

日本歯科大学新潟病院の熱心なる技工士諸君!

日頃の勉強の成果を確認してください。

みなさんは本当に頑張っておられます。

またまた三枝が問題提議!

 

 

 

四苦八苦

最近、

ご紹介した、

この症例ですが、

ここまで至ると、

抜歯しか選択肢がありません。

昨日、

私も、

患者さんも、

意を決して、

抜歯に臨みました。

で、

処置しながら、

やはり、

抜歯しか選択肢がなかったと、

確信しつつ、

なかなか抜けない、

この歯。

器具を引っ掛ける都度に、

バキッと折れる。

歯が破片だらけになり、

形をなさないので、

抜けないのです。

このような歯に、

ファイバー・ポストを接着した処で、

全く無意味。

オマケに、

ジルコニア・クラウンとくれば、

硬くて、

噛む力がかかる度に、

折れる原因を造るようなモノ。

骨を温存する配慮と、

根管先端部品の骨に広がる

病巣を綺麗に全て、

掻き出すことに、

四苦八苦。

このような症例って、

案外と多いんです。

根管治療ができる時期に、

どうぞ

お越しください。

でないと、

間に合いません。