日別アーカイブ: 2013年11月23日

年の割には若い積もりが

 昨日、ある会合に呼ばれて行った。
丁度、足が無かったので、
日頃から懇意にしている
仙龍寺のお嬢に
アッシーをお願いし
たわいも無い話に
盛り上がり、
気分よく会場へと向かった。

 某会社の専務が
講演を始めだした時に
そう言えば彼は
自分と同じ年だったのを
ふと思いだし
横に鎮座されます仙龍寺のお嬢に
彼と俺はどちらが若く見えるかと
尋ねたら

ー 先生、どっちもオジサン属! ー

と、鼻でくぐった様に返答され、
想わず肩を落としたる私であった。

インプラント治療に携わって

 歯科保存学を専攻する私が
インプラント治療を採り入れたる
最大の理由は
ポステリア.バイトコラスプへの
対応の為である。

 此れは、
奥歯を失うと、
噛み合わせの支えを
失うと云うことである。

 部分入れ歯を確りと
造っても
入れ歯は粘膜の上に
乗っているので
粘膜の圧縮により
少し沈下する。

 この為、
噛む力の大きさ故に
残っている前歯に
大きな負荷がかかり
前歯がゆっくりと
前へ前へと
倒れてくる。

 残っている歯に
大きな負荷がかからない様に
インプラント治療にて
噛み合わせの負荷を
軽減したい。

 私のインプラント治療は
歯科保存学的な考えからであった。

 当時は
テキストも無く
海外での
研修が学問取得の
唯一の方法であった。

 25年程
インプラント治療に携わってきたが
未だに試行錯誤の最中である。

 私の診療所で
準備しているインプラントメーカーは
数社に渡る。

 インプラントの種類は様々で
患者さんの体質、骨質、
骨と粘膜の形から
患者さんの要望を踏まえて
ベストなものを選択している。

 また、部品が同じでも
作り方も様々である。

 凝りすぎかもしれないが
此れは
永くインプラント治療に携わって来た者の
使命である。