日別アーカイブ: 2014年7月17日

患者さんに恵まれた私

同業の患者さんがお越しになられていた際に、お疲れ気味の様でしたので、つい声をかけてしまいました。

ー 嫌な仕事ですよね!一生懸命してるのに逆に受け取る患者さんがいらっしゃる。そんな時は何日も重い気持ちを引っ張りますよね。
   と思えば、逆に患者さんから救われる気持ちになる時もある。 ー

そんな風に、その患者さんは仰られていましたので、つい私も、

ー 私が診療椅子の脇に、内村鑑三の言葉を掛けているのも似たようなもんです。皆さんが病でいらっしゃる方ばかりですから。
  我が儘言われていいんですよ。我々は、それを受けとめて差し上げないと! ー

【Dentistry is a work of Love 歯科医療は愛の仕事である】

大阪在住の某患者さんも、私が日頃から感謝している方です。

お忙しいなか、私のブログに目を通して、私の近況を彼是と思いを巡らしてくださっているのが判ります。

機械音痴を知ってのことか、時々にショートメールって云う奴ですか?それで
励ましの言葉を掛けて下さったり。

それがどれ程に私の様な人の身体を預かる人間にとっての栄養源となることか。

その様な大勢の患者さんがいらっしゃるから、私は臨床生活が続けられるのだと思います。

世も末

朝の通勤途中の車の中で、テレビのワイドショーを聞き流していました。

【家事ハラ】だそうです。

家事を好意で手伝おうとする亭主に対しての、主婦の手厳しい言葉の応酬をそのように呼ぶのだそうです。

様々な事例が、紹介されていました。

思わず吹き出してしまった私です。

と云うのは、全ての事例を経験済であったからです。

その様な時に私は、内心でどうしろと云うんじゃい!と叫んでいます。

口にこそ出せば大変な事が起きるのを、身をもって経験しているからです。

なん十倍にも成長して返ってくる応酬が定期の金利であったなら、世の中どれ程に幸せになれるでしょうか?

応酬の間ひたすら私は、新潟までの北陸道のサービスエリアの名前を心の中で順番に復唱します。

但し、我慢に我慢を重ねて爆発する事もしばしば。

若い時分には、これでもモテたくちでした。

あの頃のバチが当たったに違いないと、当時に泣かせた女の子の顔を思い出しながら、
申し訳なかったと、謝罪の日々を送っていましたが、
テレビを観て、
なんじゃ俺だけじゃないんや!みんなもそうかい!

天罰ではないと安心するやら、一体世の中どうなっているのか!

世も末と考えてこんでしまいました。