日別アーカイブ: 2015年7月3日

師からの贈り物

宅急便にて届いた荷物を手に、

はて?誰からだろう?と、裏返して荷の送り主を観ると

我が歯科医学の師である内藤正裕先生からのモノでした。

先生は多くの書籍を遺されていますが、最近の先生からのお電話にて

先生の集大成とも云える1冊を書き終えたとのことでした。

【内藤正裕の補綴臨床 オーバーロードと向き合う】

気合いを入れて表紙を捲ると、先ず第1頁に

ー 三枝先生 同じ時代を共有できた感謝をこめて‥内藤正裕 ー

!!!

で、奉るようにして、次へと頁を進め、

これは診療の合間で読むようなご本ではない!

今夜からの深夜の勉強は、他の論文は全て読むのを中止して、

この1冊と向き合うことになりそうです。

美容師だか、なんか判らないようにまで落ちぶれた歯科医の現状ですが、

確かに立派な歯科医が、この国に居るという事実は、確かであります。

私は先生の影響を受けて、今に至ります。

博士号を頂戴した大学での恩師よりも、ずっとずっと先生からの大きな影響を受けて診療に勤しんで来ました。

時には、この厳しい師の姿に、出会いを後悔したこともありました。

が、疑いなく先生は、私の最も尊敬する歯科医であります。

先生が末長く、臨床のトップを走り続けられますように、

先生のご健康を祈っています。

充電時間

雑用に追われ自分の時間が持てるのは、一度就寝した後で朝方起床してからの

世間一般では皆が熟睡の最中の頃だろうと思います。

起床すると直ぐに、横で眠っているマリリンと平蔵も伴に起き出して

コチラはまだ頭の中がボーとしているなか、

玄関戸を開けて、奴等を外へと。

世間一般で言う処の深夜ですし、家の真正面は公園ですので、人などいる筈もなく。

家の前の道路で、奴等が用をたした後、じゃれあっているのを、

煙草をくわえて眺めています。

大型犬というのはホンにお利口だとシミジミ思います。

コリーのラッシーは、上の娘と行動を伴にするのが当たり前と思っているようですし、

3匹の犬たちにリードなどというのは、常識上の飾りでしかなく、放れていく事などなく

何時も身体の何処かしらかに触れています。

犬たちのようがたすのを見届けて、後の始末を主人たる私はさせて頂いて、

玄関戸を開けると、さっさと先に帰って行くのも毎朝のこと。

そこから私は、文献を読んだり本を読んだり。

犬たちですか?

また眠っています。

ホンに羨ましいことこの上なくといった処です。

娘たちを起こす前の数時間が、私の充電時間です。

この頃は、象牙質の文献や、微生物の文献に埋もれています。

臨床の方は、やはり噛み合わせ関係の文献ですかね!

目を通さねばならない資料って、多いんですよ。