日別アーカイブ: 2015年8月29日

大きな赤ん坊

夢を観ていました。

波打ち際で、アワビを拓いている私がいました。

???

眠りが浅くなったのだと思います。

足の指に、妙な感触を覚えます。

まるでアワビのような感覚です。

なんじゃ?これは?と、

足の指を動かしてまさぐると、

セントバーナードの平蔵君の歯茎が、そこのありました。

薄目を開けて、足元を眺めるや、

平蔵君が、夢中で私の足を舐めている最中にありました。

それにしても、大きく育った平蔵君です。

赤ん坊のクセシテ、今や成犬となったマリリンの倍の大きさになりました。

この大きな赤ん坊に、毎日、私は悩まされています。

先を行く者は

恐らく、御身内の方が新たに歯科を開業するのでしょう。

私の診療所が気になって気になってと、云った処でしょう。

患者さんに成りすまし、1,2度ほど、お越しになられる方が時々に居られます。

その様な時に、私もプロですから、即座にその匂いを感知します。

但し、相手には決して悟られないように、

いつも、いつもの通りに、進めます。

相手の関心は、大体が治療費用です。

治療技術云々については、何事も身内贔屓が人の常ですから、

私の治療技術には、あまり関心をお示しになられません。

治療を受ける方が、治療技術よりも治療費用なり、システムに関心を示す場合は、

殆どが、サクラであると思った方が良いのです。

私ですか?

私は誰に対しても、そのまんまの隠し事は致しません。

但し、治療方法の計画については、無難な処までしか考えません。

何故なら、治療計画書の作成は大変な労力を必要とするからです。

大真面目な顔をして、普通通りにその様な方に接し、日常の手順は踏んで臨んでいますが、

細かな最後の詰めは、手抜きではありませんが、必要ないので行っていません。

私は他人のような仕事はできませんし、

同じように、私の仕事は、他人には出来ません。

同業者が、競合の他店の偵察なんて云うのは、普通の業種であれば日常茶飯事ですから。

私らのような、職人仕事は、費用だけでの比べ様など無意味ですし、

私は自分を安売りする気持ちはありません。

奉仕の心を強く持つことを、肝に命じていますが、

歯科の品格を貶める行いは、私も歳から云えば先人の域に入っています。

後進のために、確りと立たねばと思っていますので。