月別アーカイブ: 2015年9月

ブログの書き溜めを

10月は出張が多く、海外へも足を運ぶは、新潟での授業もあるわ、上京もで、

休診日が多く、そのためにブログの書き溜めをしています。

私はブログを始める際には、大いに抵抗感がありました。

なんで?自分の日常を他人に報せるのか判らへん!という考えでした。

最終的に、ウチの学生さんたちのモチベーションが揚がるから!との説得に、

嫌々ながら始めたブログです。

始める際に、自分で決めたこと。

それは、診療のある日には、必ず、サボらず、キチンとアップする!という単純なことです。

で、時間の経過と共に、顔も名前も知らない学生さんたちから、頻繁にメールを頂くようになりました。

この子達も、既に歯科医となって社会へと旅立って新米歯科医として、もっか奮闘中であるようです。

今、在学している学生さんたちからも、多くのメールを頂きます。

既に大学を退職された職員の方々や、若い先生方のお便りも頂戴します。

意外であったのは、母校も違う若い先生方からの相談なり訪問を受けて、

新たなる出合いにも恵まれたことです。(出合いと言っても全て♂)

そうなると、無理してでも、締め切り前の作家ではありませんが、

認めるネタが無くても、搾りだし、ひねり出し、

セッセと書かねばという心情になり、今日に至っています。

そういう訳で、私なんぞの徒然なるままにでも、

ナンゾ誰かの心の汚泥の濾過となるのであればと、

患者さんの合間で認める毎日となりました。

ですから、大学の校門辺りでは、何時も嬉しいですよ。

学生さんたちが、待っててくれてますから。

大学の中庭で、アラッ!と、私の顔を見つけると、

誰か彼かは、走りよって来てくれますから。

患者さんが来られました。

続きは、また手が空いたら、徒然なるままに。

筋金入り

私は若い時分には、随分とヤンチャであったとキチンと自覚しています。

加えて、放蕩息子、馬鹿息子の代表格であったとの自覚も出来ています。

ですから、他人の事をトヤカク言える立場にはありません。

ただ、世の中には無駄なことは1つもないという風に、この頃になって感じるのです。

もう随分と昔の話しになりますが、GUCCIの創業者が身内に殺害されたとのビッグニュースが

テレビや新聞等で報道されて、世間を騒がせたことがありましたが、

中学生の頃に、ローマの本店にて、この紳士が天井まである程の陳列棚に梯子をかけて

選んでくれた鞄を随分と長く使っていましたように、

まだスーパーブランドになっていない洒落た店程度であったこの店の商品を

ガキたる私が知っている程に、恵まれた環境?で育つことが出来ました。

今ではバチが当たったのでしょうか?

UNIQLO専門みたいな私ですが、当時からパリのランバンにてニット等を購入しておりました。

大学に入学してからは、誰からも監視されることもない更に恵まれた環境とグレードアップしたことで、

ダイナースカードがあるから心配無用という大きな気持ちで放蕩に耽り、

車を乗り回しての阿呆程度も頂点にあった当時を思い出すと複雑な気持ちになるのです。

ただ、日本の伝統的文化が身近に感じられる特異な環境でもありましたので、

スナックやキャバクラ、クラブなんぞは、好みではなく、

また、常にタシナミという変なコダワリも持っていましたので、

麻雀、パチンコ等のギャンブルを好む男を、内心では軽蔑していました。

こんな私でしたので、今なら退学?或いは、間違いなく留年していたと確信しています。

私が他人と違っていたのは、そんな阿呆な暮らしをしていながら、

虫の良いことに、良い歯医者になりたいという強い意志は、常に頭のど真ん中にありました。

私の診療所のスタイルは、同業からは誰も真似が出来ないと言われているそうです。

そりゃ、そうでしょう。

こんな私が、自分の全ての興味の方向を、自分の全てのエネルギーを、

放蕩三昧から得た貴重な体験、経験を背景いに、歯に挑み四半世紀過ごして来たんですから。

私は歯科医という仕事というよりも、

歯が好きで好きで堪りません。

このような台詞を臆面なく口に出来るのも、私が阿呆に他ならないからだと思います。

自分の好き放題、生きてきて、

今、私が強く決意しますのは、

歯を通じて社会貢献したいと言うことです。

私が自前の研究室に籠るのも、

患者さんが、ある意味私に対して緊張感を持って接して下さるのも、

私が、独自の治療方法の完成へ向けての詰めの時期にあるからです。

昨今の歯科医を観て、医者か美容師か判らない、商売人かの境目も判らない程の体たらくに

腹がたって堪らん想いを抱いているからです。

氏より育ちと申します。

良いモノを知らない輩に、良い仕事ができる筈はないという私の確信は

恐らく間違っていないと思います。

患者さんの大切な大切な身体の一部の治療です。

生半可な気持ちでは、絶対に触れてはならんのです。

歯のオタク

噛み合わせの精密な診断や、正確な人工歯の製作は、咬合器という道具を使うことが必須です。

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この咬合器も、性能がピンからキリまであり、

正確な咀嚼を再現するためには、当然のことながら高額な機器が必要です。

また、幾ら上等な機械を使っても、歯の模型が正確に造られていることや、

歯の模型を正確に、この咬合器に装着していなければ、スタートラインが狂ってしまいます。

この手順は、歯科技工士の技量や性格に大きく左右されるのです。

私は昔から、このパナデント咬合器を愛用しています。

ロバート.リー先生を、師匠である内藤正裕先生が招待来日した際に、

数日、内藤先生の診療所にて、所謂、リー理論とパナデントの使い方等の手解きを受けたのがキッカケです。

内藤先生のお陰で、沢山の貴重な経験を積めたことは、私の大きな財産であります。

内藤先生も、レイモンド.キム先生の影響を大きく受けた若い時分があったそうですが、

現在の私の診療スタイルは、正に誰が観ても歯科医であれば、内藤正裕先生の影響を受けしことは明白でありましょう。

私の中で、もっともっと上手になりたい!という、歯科への情熱の源は、

狭い水の中で泳ぐ魚にならないように、

私を世界のトップレベルの仕事に触れる機会を創って下さった内藤先生のご厚意の賜物であると心から感謝しています。

但し、周りを見渡せば、診療チェアーを並べての効率良い診療で、豊かな生活を楽しんで居られる歯科医への羨ましさがないと云えば嘘になります。

が、患者さんの病状を前にして、絶対的な安定感のある治療をするには、

効率の良さと、

【食べる手段としての仕事としての歯科治療】という考えを

棄てなければ成り立たないのが現実です。

写真の症例は、今から本格的な治療に入る前の診断の模型です。

人工歯の製作は、内藤正裕先生の院内技工士の氏家さんによるモノです。

人工歯の製作は、歯科医と歯科技工士の共同作業です。

私らが正確に診断し、それで歯科技工士さんの手が、正確に私らの意志通りに動いて頂き、

加えて、豊かな美的感性を持った歯科技工士さんのセンスと手が絶対に必要です。

良いモノは、簡単には出来ないのです。

私は、近隣の歯科医から変わり者と言われているそうです。

が、私と氏家のペアとなった仕事の結果には、グの音も出ますまい。

この辺りが、歯のオタクの強味だと思っています。

特別なお米

久し振りに、日本歯科大学で生物学を担当されておられる岡先生からの便りを頂きました。

昨年、先生が贔屓にされておられる農家からのお米を頂きました。

私の新潟贔屓は筋金入りです。

米、味噌、鮭は、新潟の産しか、普段から口にしません。

時たま恋しくなって、のっぺ(新潟の郷土料理の野菜と鮭の煮物)も自分で作ります。

コシヒカリで名高い新潟のお米です。

南魚沼産が有名ですが、岡先生からのお米は旧栃尾市の諸橋さんというコダワリのお百姓さんの育てたお米です。

実に旨い。

新潟弁で云うと、うんめぃ!

今年は台風が多く、実は内心、農家の方々を案じていた私です。

が、現状では、この盆地で産まれたお米の出来は大変、上々で、甘味の強いお米に仕上がったそうな。

当然、わが家の1年分をお願いしたのは言うまでもありません。

もうすぐ、新潟村上の三面川の鮭の捕獲も解禁の時期となり、

グッと冷え込んだ外気に曝した鮭も入手出来ると思えば、

早く冬が来ないかなと、秘かに楽しみにしています。

旨いお米と鮭があれば、後はなんの贅沢も要りません。

あぁ!幸せ!と、そんな気持ちにさせて頂いた岡先生からの便りでした。

名月の夜の出来事

夕食を採りながら、時代劇専門チャンネルで昨夜から始まった

中村梅之助演じる【遠山の金さん捕物帖】を大いに満足して視聴する私は

娘たちの鋭い視線を感じながらも、無視を決め込むというよりは、

私の幼い時分に確かに観た場面の懐かしさにご満悦と言った処でした。

最近のことは直ぐに忘れてしまうのですが、

ー お江戸の空に春を呼ぶ、花も嬉しい遠山さく~ら~ ー

主題歌の歌詞もシッカリと覚えているのには、自分に感心したのです。

で、月曜日から金曜日の夜の7時からは諦めて、皆で金さんを楽しむように!と、

娘たちに言い聞かせ、あぁ面白かった!と、民放にチャンネルを変えれば、

懐かしのメロディではありませんが、

これまた、娘たちには全く理解不能な、私の若い時分の流行歌の番組が放映されておりました。

ー パパ!ずるい!次はみんなのに! ー

と、上の娘に説教されて、嫌々チャンネルを変えようとした瞬間に1

画面はCMに切り替わって、

麦酒のコマーシャルに森高千里が出ているではありませんか。

私は普段は民放は、全く観ません。

ケーブルテレビの時代劇専門チャンネルとAXNのみしか視聴しません。

ですから、今、何が流行って、誰が人気かも知りません。

しまった!と、

ー チョッと待て~い!コレが終わってから ー

コマーシャルのバックに流れる音楽は、娘たちもよく知っている唄でしたので辛抱してくれたのでしょう。

私は通勤中の車中では、常に森高千里のCDを流しています。

否応なしに聴かされて、娘たちの新鮮なる脳ミソには

森高千里の全作品は刻み込まれているに違いありません。

あれが、唄っているお姉ちゃんと私に聞かされたる娘たち。

ー 何処が? ー

ー ご本人も唄の歌詞で、私がオバサンになってもと、仰られているだろうが! ー

ピチピチしていなくなっても森高千里は森高千里。

普段は、日本酒かジャックダニエルだったけど、

これからはアサヒにするかと考えるのは、恐らく私だけではありますまい。

今は社会人となった一番上の娘が中学生の時に私に言った台詞。

ー パパは身体は大人で、心は子供 ー

ふと、思い出した名月の夜の出来事でした。

職人気質

朝から、根管治療とダイレクトボンディングの治療が続いて、

それで午前中の治療は全て費やしました。

これが私の精一杯です。

午前に御二人を拝見するのでヒィヒィ言ってます。

沢山の患者さんを診察出来る能力が私には、ありません。

で、直ぐに新患の方がお越しになられるので、

今、その合間にブログを認めています。

歯科医の仕事は、手作業です。

手作業と言うからには、工作めいた性質をはらんでいます。

雑な作業、丁寧な作業と言う区分があることはお判りになるかと思います。

丁寧な作業には、時間が掛かります。

また、患者さんの体調や心の汚泥を察するには、

丁寧に接する時間も必要です。

と言う訳で、私には速い仕事は出来ません。

その辺りの処を、お察し頂きたいと思います。

これは私だけが、特に変わっているとは思いません。

私の知る限りの、良い職人に共通する質だと思います。

時代劇

午後からは、娘たちのブーイングの嵐にて、テレビを中断せざるを得ず、

加藤剛演じる大岡越前の連続モノを途中にて子供チャンネルに切り替えたのです。

私の幼い時分には、ほぼ毎日のように時代劇が放映されていました。

水戸黄門、大岡越前は云うに及ばず、

銭型平次の主題歌を舟木一夫の歌声に逢わせて声高らかに唄ったモノでした。

大江戸捜査網のクライマックスに必ず流れるナレーション、

ー 死して屍、拾う者無し ー

のタイミングには、誰から声をかけられても、画面に釘付けとなったモノでした。

最近では、あまり時代劇が流行らないと云われています。

それは、皆の嗜好の変化に寄るモノとは思っていません。

作品の出来栄えの酷さに、視聴者からソッポを向かれた為でしょう。

カメラアングルから舞台装置の貧弱さと言うよりも、あまりの不勉強。

役者のメークの酷さ、かつらの不細工さ、で、役者自身の所作の貧弱さ。

これでは幾ら時代劇ファンの私でさえも、昨今のモノは観る気にもなりません。

昨年でしたでしょうか?

私が大の贔屓の鬼平犯科帳、当然、主演は吉右衛門でしたが、

昔に同じものを撮った作品の方が、ズッと良いできばえであり、

途中から、歯科の論文を拡げて、ながらで観る程度のモノでした。

主演は変わらない、脇役も殆ど変わっていない。

でも、吉右衛門の鬼平は、私の好きな鬼平ではありませんでした。

恐らく、様々な構成において、基本の形を知らない世代、基本の形を知らされていない世代、

人間の味わいを知らない世代の手に依って造られたからかもしれません。

映画は主演も大切ですが、其れよりも影から支える縁の下の力の威力を

つくづく感じさせられる最近の時代劇なのです。

知らぬ間に、うつらうつらソファーで転た寝の日曜日の午後のど真ん中でした。

夕刻からは、昔のシリーズモノの鬼平と剣客商売で、再び心地良い幸せ感に浸ったのです。

休みの過ごよう

日曜日であるのに、防災訓練ということで、

娘たちは登校して行きました。

いずれ近いうちに必ずや訪れるであろう東南海沖地震に備えて、

日頃から気を付けるに越したことはありません。

と言うことで、静かな静かな日曜日の朝を過ごしていました。

日曜日の朝と云えば、時代劇専門チャンネルでの池波正太郎アワーです。

よくも飽きずに何年も同じものをと、娘達からは半ば呆れられていますが、

私にとっては、心の洗濯と言っても過言ではありません。

娘たちのお迎えまで、テレビの画面に釘付けとなりながら、

夏の残り物の素麺を茹でて、

鰹だしつゆに生姜に少々の胡麻油を注ぎ、

この食べ方が私の好みで、

これは冷奴の際にも、誠に旨い。

眼に良し、味良し、心地良しの朝の一時を過ごすことが出来ました。

そう言えば、明日の月曜日から金曜日の午後の7時から、

中村梅之助の遠山の金さんが連日放送されるとのこと。

これは大変な事になった!

明日からは、帰宅後の手順を変えねばならんと思い立ち、

娘たちに、明日からの7時からの1時間は、テレビはパパに譲れとの押し問答!

最終的に末の娘の一言で、私の細やかな楽しみの時間を得ることが出来そうです。

この末の娘。

大相撲に時代劇が、実は贔屓なのです。

成長

今から20年程前の、30過ぎた頃であったでしょうか。

突然、キャンピングカーに興味を持ち、専門誌を読み漁り、1年程は研究したと思います。

こういう都合の悪い買い物をする際には、私は誰にも言いません。

納車してから、家族に見せて、叱られても後の祭りであるから、

その時はその時のことであると、腹を決めるというよりも、

欲しくて欲しくて堪らない!という自分を抑えることの苦手な欠点が勝ってしまう結果と言って良いでしょう。

日産アトラスというトラックベースのEXEという往年の名車を納車した時の感動は

とても大人の男のモノではなく、単なる阿呆だったと今では思っています。

今では社会人となった娘が3歳の頃で、生意気盛りの愚息も赤ん坊であったころ。

仕事も忙しく、若い初代の歯科医業の私でしたから、世間の休みには何処のホテルも満室で、

このキャンピングカーを買って、本当によかっただろうと、家族に対して大きな態度で臨んだモノです。

2年程、この車には乗りました。

私の欲望は限りなく大きく膨らむのは、元来のモノか、

ハタマタ親の育て方が悪かったせいか解りませんが、

もっともっと巨大なるキャンピングカーを欲する欲望がメラメラと燃え上がり、

この際にもヤハリ内緒で話しを進めて、

次には、其れこそ今でもこのキャンピングカーを凌駕する車は出ていないだろうと信じております

フォード社のエコノラインEー350をベースにカナダで製造した伝説のBCバーノンの19フィートのモデルを

我が物としたのです。

別れた先妻は、この車との初対面の際に、黙って車の周囲を1周し、

怒りに燃える瞳で黙ってその場から去って行った姿を、

唖然として娘と二人で見送っていたのが、今では可笑しくもあり、

懐かしい思い出となりました。

この車は随分と長い間、楽しませて貰いました。

42の歳までは使ったと思います。

娘と二人の生活になり、生活の規模も縮小する都合で、

それでもキャンピングカーは私の生活の一部でもありましたから、

キャンピングカーは手放して諦めるのではなく、

ダウンサイズして、今度はダッジラムベースを、これもカナダで製作したプレジャーウェイという車に変えました。

先の想いとは大きく異なり、家族も増えて、この小さな車では窮屈となったというのを

私特有の言い分として、

再び、BCバーノンへと回帰したのです。

ただ戻るだけでは芸がないので、前回よりも更に巨大なモノに進化?させ、

私は大いなる満足こころに浸ったのです。

余談ですが、私のプレジャーウェイは、紀子様の弟君が購入され、先の東北大震災の際には、

慈善活動の拠点としてお使いになられたとのこと。

で、新しいバーノンは予想に反して、数年で手放してしまう羽目となりました。

私はキャンピングカーオタクには違いありませんが、

歯の方がモットモット大好きです。

キャンピングカーは、仕事の合間の気晴らし程度?だという意識でしかありません。

今の診療所の新築の構想や設計でクタクタとなり、

また、より良い診療所を造るためには質素倹約に努めなければなりません。

で、泣く泣く私のキャンピングカー遍歴は終わりを告げたのでした。

幼い娘たちも、ありがたいことに順調に成長しています。

パパ、パパとくっつく機会も減りました。

もう少しで、私の連れは犬のマリリン位になるに違いありません。

再び、しばらくはキャンピングカーの勉強でもして、

気分転換の糧を創ろうと考えています。

が、勿体ないな!と、感じるようになったのは、

私も少しは成長したのでしょうか。

徒然なるままに

手術前の一服の最中です。

医者の癖に喫煙等と!と、お思いの方も居られるでしょうが、

女性の方は若い時分のバチが当たりまったく興味がなくなり、

加えて、酒も殆ど飲めない体質の上に、ゴルフなどのスポーツごとには全く興味のない、

院長室に座ったままで可能なストレス解消法と云えば、

葉巻くらいしかありません。

私は、人間が出来ていないので、いろいろな処に偏見を持つ質で、

これは生まれ育ちのためか治らないでしょう。

紳士足るもの、パチンコ、麻雀、競輪、競艇などは、もってのほかという意識があり、

何をくだらん!と、お思いの方も居られるでしょうが、

この考えを変える積もりは毛頭もありません。

葉巻にしても、強いコダワリがあり、

普段はコイーバのパナテラスを、イラついた時にはモンテクリフトのNo.1をと、

頑として決めつけている私です。

煙の向こう側をボーと見つめながら、殆ど視点は合っていませんが、

色々と思考に耽るのです。

そう言えば、今年の新患の患者さんの多いのには驚いています。

マイクロスコープを覗く治療である日常であるために、

目が疲れてなりません。

といって、マイクロスコープ無しの治療などは考えられず、

患者さんが多いのは、ありがたくもあり、疲れて辛んどくもあり。

こんな時の、葉巻はとても安定剤の役目を果たしてくれます。

但し、葉巻の保管管理程に難しいモノはなく、

ただ高額なワインセラーに保管しておけば先ずは安心していられるワインなどのような訳にはいきません。

1日に沢山、タバコを吸うよりは、少しずつ1本の葉巻を楽しむ方が

遥かに経済的でもあり、健康に関しては、ストレスの方が身体に悪いと考えているので、

ここでは多目に観てください。

時間に余裕がある時に等は、石膏を棒の形に固めて、ナイフ1本で、
歯の形に彫刻するのを好んでいます。

そろそろ在庫も切れたので、スタッフに頼んで石膏を固めて貰おう等と考えながら、

このブログのキーボードを打ち打ち、卓上に並べた歯の形の特徴を記したシェーマ図鑑に視線を入れています。

これはダイレクトボンディング修復を行う際に、とても役にたちます。

なんせ口のなかで歯の形を微細に渡って造る訳ですから。

患者さんが、お越しになられたようです。