日別アーカイブ: 2016年7月6日

ご用心!

今年は空梅雨です。

高松市は高知県の早明浦ダムに

その水源を頼りきっていることは有名ですが、

それでも、これだけ雨に恵まれないと、

庭の植木も悲鳴をあげています。

兎に角、暑い!

外の通りには人っこ独り見かけません。

先ほど、

患者さんの合間にマリリンを外へ連れ出しました。

小用を済まさせようと。

歩道の陰しかマリリンは歩きません。

診療所から10メートル位の処の街路樹の下で、

チョッと失礼!と云うマリリン。

で、

一目散にターンして、

診療所向かってリードを引っ張るマリリンです。

早明浦ダムの貯水量は大丈夫!と、

讃岐の人は他人事のように安心しきっているようですが。

夏場過ぎにはヤバイんじゃないんでしょうか?

どうもココの人たちは危機意識に欠けているように思えてなりません。

何かあれば、

【お大師さまが守ってくれとるケン】

お大師さまは信用している私ですが、

それとこれとは違うように思えるんですが。

地震、台風、水害などの災害は

いつ襲ってくるか判りません。

備え在れば憂いなし。

歯にしても、身体についても同じ事。

水も大切に大切に節水に努めませんと。

 

 

時代後れの歯科治療

知人である若手の歯科医の先生が、

歯の【根の治療】の講習会を受講した際に、

講師の先生が冒頭に発した台詞。

【ラバーダム防湿をしないなら根の治療はしないで下さい!】

全くの同感です。

ラバーダム防湿にテクニックなど不用です。

こんな手順に右往左往するなら歯科医の持つ手先ではありません。

ラバーダム防湿は基本中の基本です。

しないのに理由など不用です。

言い訳でしかありません。

根の治療は、歯科治療の中でも特に繊細な治療です。

知識と根気と手先の器用さの結晶です。

その上で、

マイクロスコープが一助となるのです。

マイクロスコープが在るからといって、

良い治療ができる訳ではありません。

丁寧な治療するには、

患者さんにジックリと向き合って、

手当てする必要があります。

アッチの診療台へ、

コッチの診療台へと云った

落ち着きのない治療は、

とっくの昔に、

患者さんから見捨てられているのです。

私はそう思っています。