日別アーカイブ: 2017年1月31日

老化に感謝

自分で云うのも何ですが、

若い時分から現在に至るまで、

女性からモテました。

今は、

体力、気力の衰えと、

加えて、

経験上から来る女性の怖さに

もう懲り懲りと云う気持ちが先にたつので、

女性は犬のマリリンで十分という悟りに入った私です。

数年前、

北海道の辺境の地へと赴く機会が在りました。

飛行機のなかで、

窓からの北の大地と海岸線を眺めながら、

想わず空想の世界へと旅立ったのです。

高倉健の映画のように、

雪の舞うひなびた漁村に立つ私。

で、

夕暮れ時の灯火の暖簾をくぐり、

引き戸を開け、

カウンターに10人も入れるのが精一杯という

庶民的割烹に入る私。

着物に白い割烹着を着こんだ女将が

振り返り、

あら、先生、いらっしゃい。

女将は往年の高橋惠子か麻生佑実という塩梅。

こう言う虫の良い話しが在る筈もなく、

現実は、

割烹ではなくラーメン屋で、

女将どころか、

北国のヒグマのような逞しいオバチャンでありました。

馬鹿馬鹿しいのですが、

昔から綺麗なモノが、

何につけ好きな私です。

ですから、

仕事場も清潔という意味合いで

綺麗ですし、

診療所の趣も、

私の好みでの造りにコダワッテいます。

遊び心を失っては、

男も終わりだと。

ただ女遊びは完全卒業したようです。

昔は寛容、寛大な時代でしたが、

今だったら格好のスキャンダルの的になっていたでしょうと、

あぁ、大人しくなって良かったと、

自分で自分の成長?

それとも老化?

に、感謝しています。

天からのご褒美

先般、久しぶりに新潟から帰郷したせがれを連れて

焼き鳥を食しに行った際に、

ふと、

さだまさし氏の案山子の歌詞が脳裏に甦ったのです。

親父とはつくづく馬鹿な性分だと思います。

口にこそ多くを語れませんが、

お金はあるか?

友達とはどうだ?

飯は食ってるか?

そんなばかり気にして。

そうです。

治療のチョッとした合間でも、

せがれの日常を気にしています。

ですから、

たまに顔を観た際には、

日頃の不出来の叱咤は出来ず仕舞い。

つい、

飯は食ってるか?

そんな台詞しか出て来ません。

そんな親父の心とは別に、

青春とは向こう見ずで、

それも良いかな?

と、

そんな親父は私だけではないでしょう。

せがれは私を出汁に

人様との会話を楽しんでいるそうな。

かように私は面白いんだと。

何事にも【凝り性】の私は、

他人の格好の笑いのネタになるそうです。

ウケる話しのナンバーワンは、

小学生時代のゴルゴ13の物真似話しであるそうな。

ゴルゴ13に憧れた私は、

髪型を真似て散髪屋へと出向き、

仕上がり後が気に食わず、

ジッと鏡の向こうの自分の顔を眺め、

おもむろに、

太いマジックインクで、

モミアゲを頬に描きあげたのです。

で、

眉間に皺を入れる表情を造り、

ネクタイを締めた写真は、

到底、人様に見せれるモノではありません。

また在る時は、

時代がジーンズの裾が拡がる、

アレハなんて云うでしたっけ?

古い言葉ではパンタロン!

未だにシッカロールを【天花粉】と呼ぶ私ですから、

パンタロンの別名は知りません。

その裾の拡がり具合を、

友人と競い合い、

なんじゃコリャ?

とても、とても人様には見せれません。

この凝り性が大人になって

歯の仕事の方へと向いたから、

好きな事と仕事が一致した類い稀なる果報者と

相成りましたが、

歯との出会いが無ければ、

私はどうなっていたモノか!

と、

自分でも考えて込んで仕舞うのです。

で、

歯の仕事で行き着いた先は、

美の頂点は白無垢に在りという

境地に至ったのです。

これを歯の治療例として、

噛み砕いて説明する事は難しいのですが、

在る境地に至ったのは、

馬鹿三昧をした

天からのご褒美だと思っています。

 

オンリーワン

歯科の治療の大まかな説明なり解説、

つまり、

インプラントとは?

オールセラミックとは?

その類いの話題については、

私はホームページ上で触れる積もりはありません。

その様な情報は他の歯科医院のホームページで

日常的に掲載されておりますので。

ただし、

誤った情報、

例えばオールセラミック修復は金属を使っていないので、

金属アレルギーの可能性は無い!

という嘘の根拠などは、

ブログにて問題提議しています。

私の診療所は、

本当に歯で困った方々、

本当に歯をお大切に考えて下さる方々

に対する【駆け込み寺】という意味合いで、

開設している事をどうかご理解下さい。

歯医者は何処でも同じと思われておられる方々に、

私の出番はありません。

こう言うと、

またまた反感を持たれるかもしれません。

私は納得済みです。

私の能力では、

大勢の患者さんをキチンと、

私が私の胸に手を当ててやましい気持ちにならずに、

治療できる患者さんの数はシレテいます。

年末の週刊ポストでの記事において、

キチンと器具を滅菌した際には、

1日に対応出来る患者さん数は7人だと、

で、

その滅菌コストは1人2500円必要であると、

記載されているのを観て、

私の治療体系の根拠をお示し下さったと、

手を叩いて喜んだのです。

歯科医院は不潔過ぎます。

【当医院は万全の滅菌体制が整っています】

と声高々に唄う歯科医院のホームページの写真から、

無知の強さを哀れむのです。

余りの無防備さに呆れるのです。

医療機関において、

最低限のルールは、

患者さん相互の感染を防ぐ事です。

その辺は、

機会があれば詳細を語りましょう。

ただ、

既にこの矛盾にお気付きの方々は大勢に居られます。

その様な慎重な方々は、

間違いなく私の診療所をお選びになられます。

強気ですみません。

が、

現実が証明していますので。

歯科医院は腐るほど在りますが、

私の診療所は、

1つきりだと、

そう自負しています。