日別アーカイブ: 2017年4月3日

義歯快適.患者さん満足

上が総入れ歯、下が部分入れ歯の患者さんの治療が終わりました。

入れ歯をお造りしてから、

初めてのチェックの日でした。

少しばかり調整したのですが、

患者さんからは、

先生、凄く快調!ビックリしました!と。

ホッとしました。

先生は微妙な処、判ってくれると。

ソコから、

前の先生への悪口、不満が爆音したのです。

女性が怒った際には逃げるに限ると、

後は宮田君に任せて、

私はご挨拶を済ませ退散したのです。

で、そのあと、

下駄箱から院長室の方に向かって、

先生、ありがとうね、

お友達もお願いね!

大きな声でお帰りになりました。

私の入れ歯の患者さんは、

こうして次から次へと、

患者さんのご紹介にて、

途切れる事はありません。

 

進化

患者さんは気づいていないと思います。

が、

私の診療所は次々と進化しています。

この診療所を新築して10年になりますが、

今もマイナーチェンジが続いています。

より清潔に、

より精密に、

より快適空間へと。

頂いた診療報酬は患者さんへ還元すると云うスタイルが

私の流儀ですので。

 

 

私のトリートメントセンター

アル.パチーノが贔屓で、

治療台の直ぐ脇に、

アル.パチーノのサインを額に入れてたてかけています。

私の診療室の在り様を

患者さんは笑って眺めて居られます。

私の座る定位置からは、

私の好きなモノが見渡せるようにセットされているからです。

正面には、

師匠である内藤正裕先生とモーターホームの写真。

11時の位置には、

戦艦三笠のミニチュアを。

1時の位置には、

波飛沫挙げ疾走するヨットの写真。

2時の位置にドスンと構える200年は前の書棚の中に

贔屓の書物の数々。

7時の位置に、

このアル.パチーノのサイン。

で、

9時の位置には、

新潟市を貫くように流れる信濃川と萬代橋の風景。

診療台はシーメンスとカールツァイスのマイクロスコープ。

診療は心地良い気分にて。

コレが私の流儀ですので。

この気分爽快なるトリートメントセンターにて、

私の手当てが行われています。

 

 

いつまでも子どもの心

県外へと出かけた翌日、翌々日くらいは、

宮田君が気を遣ってくれて

アポイントメントを控え目にしてくれているので助かります。

疲れが直ぐには取れなくなりました。

出かけた際も、

無理しないように努めてはいるのですが。

朝の散歩は欠かさず続けています。

新しいモノを発見し、

新鮮な気持ちで居られるからと、

無論、

足腰のためでもあります。

若さを保つことが意地となっているようです。

息子から度々、

歳をとったな、父ちゃんと。

元町の美容院にてカットする娘のヘアスタイルが気になり、

何度も観に行く親バカなる父親に、

そんなに気になるのなら横に座っていたらどう?

と、冷やかし、

喫茶店にて娘の紅茶にレモンを入れ、

しばらく紅茶の色を凝視し、

サッとレモンを取りだし。

続いて砂糖を、

で、かき混ぜて、

スプーンを置いて、

娘に、

ヨシ、良いよ!

と云う親切極まりない私の姿に、

父ちゃん、甘い!甘過ぎ!

と。

俺はお前に一番甘いと言われているのを知らんのか?

と、反論したら、

首をすくめて娘と見合せて笑っています。

散歩すがら足を伸ばし、

故 松下幸之助翁の別邸を前に、

あぁ、此処で経営の神様は何を考え過ごしたのだろう?

などと思案しつつ、

余りにも規模の凄まじい豪邸の建ち並ぶ街並みに、

どんな方がこのような住まいにと、

背を伸ばしつつ中など観れる筈もないのに。

そんな父親を兄妹は笑って眺めています。

自身の手でリペァを施した娘曰くガラクタ自動車の

余りにも美しいと恐らく自分だけの評価でしかないオールドアルファを

全方向から眺め、

独り悦に入っている父親に、

アホやねと。

私はアホで良いと思っています。

アホでなければ、

私のような生きざまは出来ません。

全ては歯の仕事の役にたつことをと。

旧い自動車のリペァも仕事に役にたつ。

美的センスを研くために、

職人の感性に肥やしをと、

そういう生き方でしたもの。