日別アーカイブ: 2017年7月28日

満足

今日は仕事を17時過ぎに終えることができたので、

朝からコンビニのサンドイッチしか

腹に納めていないのを思いだし、

裏通りの蕎麦屋の暖簾をくぐったのです。

思い返せば、

夏風邪の症状を感じた先週の週末からは

ほとんど食べ物らしい物を口にしていません。

エネルギーの補給を唄ったゼリーにて、

なんとか凌いできたのです。

私のようなやせ形体型の人間は、

意外としぶどく持つものなのです。

やっと体力が回復して来たのでしょう。

腹が減ったと感じたのです。

で、

冷酒を一合。

チビチビやる間に、

牛のたたき少々。

蛸の酢の物。

ここで、もう1合追加。

おでんの蒟蒻とはんぺん。

で、

ざるを一盛り。

最後に、

少なくなった出汁をグッと飲み干し、

お愛想。

店に滞在時間は1時間キッカリ。

2,800円なり。

診療所へと戻る道すがら、

仕事を終えて帰宅を急ぐサラリーマン諸氏を観て

何故か申し訳ない気分に。

今から2時間ほど、

実験の続きに戻って、

それから帰宅しようか、

そんなこんなに考えています。

歯を長持ちさせるコツ 1.

いつまでも美味しく召し上がって頂きたいものです。

いつまでもお若々しい表情でいて欲しいものです。

そのためには、

歯を長持ちさせましょう。

その秘訣は意外と簡単なのです。

神経を採らない治療。

と云っても、

虫歯が神経にまで到っていたら?

大丈夫です。

神経を全て採ることはありません。

炎症が酷く、

もう正常には戻れない部分だけを

後はキレイな状態で遺せる治療が在ります。

もちろん、

マイクロスコープを使っての精密な治療にはなりますが。

簡単に歯を殺してはなりませんよ。

熟成した歯肉

中程度から高度に移行中であった50代男性の

上の前歯周辺の歯茎の状態です。

実は6ヶ月ほど前に、

歯周外科処置を行い、

歯肉が熟成するのを

ジッと、

待っていたのです。

隣あった前歯に装着した仮歯のマージンラインと

歯肉のカーブラインに誤差ができています。

それは仮歯は以前に装着されていたセラミッククラウンを除去し、

その際に装着したものですから、

歯槽骨と歯肉の位置関係など考えることなく

製作されたセラミッククラウンに準じているからです。

歯肉がシッカリと熟成しましたので、

仮歯の再製作に取りかかります。

この際の、

歯を削る作業において、

繊細な作業ですから、

マイクロスコープが必要になるのです。

どうせ同じセラミッククラウンを入れるのならば、

このような順序だてによって製作する方が

審美的にも、

長持ち度合いも、

ぜんぜん変わってくるのですよ。

デュエットゥのふたり

銭湯の脱衣場にて、

コーヒー牛乳を飲むのが何よりも至福な時で、

バックに流れる浪花節の調子に鼻歌を合わせてが

幼い頃の記憶である私は、

いったい何時の時代に生まれたのかと、

家族みんなから冷たい視線を浴びて、

それでも、

ある時までの日本の国は、

本当に、

豊かな暮らし向きとは云えないけれども、

情緒ある、

生きる人の息づかいを感じる風情が在りました。

それがいつ頃からか?

各家庭にピアノが運び込まれ、

家の幼い娘たちは、

ピアノ教室に通い、

家ではピアノの前に座らされ、

母ちゃんたちからギャアギャア酷しい指導を受ける。

あまりの過酷なるピアノを弾けない素人の指導の不条理さに

娘が親に口応えしようものなら、

パシッとビンタを受けて、

それでも、

無理やりピアノの変間調が

夜の闇に

響いていた時代が訪れたのです。

で、

時には、

発表会と表してフラフラドレスを身に纏い、

お行儀よく鍵盤を叩く我が子の姿に一喜一憂する

日本中の親馬鹿たちも、

熱つ~い情熱から現実に眼が冷めて、

ピアノもいつの間にか、

猫の眠る定位置となり、

時代はフォークからニューミュージックへと、

で、

遂にはバブルのお立ち台へと移行する様変わりの異常さを

まざまざと観て過ごした、

昭和の語り部である私です。

こんな私ですから、

先般、

東京音楽大学の武田真理教授からご紹介を受けた

【デュエットゥ】と云う名の女性2人のピアニストの活動降りに

大いに共感を得たのです。

なんでも4歳の頃からのペアらしく、

○○年、

人の付き合いも、

ピアノへの情熱も

継続し続けている処に感心するばかりです。

キャァキャァ喧しい二人ですが、

実に良い!

テーマを決めて作曲しているのも立派!

何でも日本中の街を旅し、

その街のテーマソングを創る活動されて来られたとのこと。

あと2ヶ所だけになりましたと、

はにかむように語るお二人の実行力に脱帽したのです。

で、

先生、次のテーマの案件のヒント頂戴!

とのリクエスト。

浪花節の俺の聞くんかぃ!

それでも、

女のお願いには男は弱いものなんです。

2つヤっておくんなさい!

1つは、

働くお母さんを

家や託児所で待つ幼児の

淋しい心を包んでくれるマザーグースの音楽で、

子どもたちを安心させてヤっておくんなさい!

で、

もう1つは、

頑張る女性の見本である小池百合子女史。

私は逢ったことも、

喋ったこともありません。

が、

あの頑張り、

奮闘、

肝っ玉、

良いじゃないですか!

彼女のテーマソング。

勝手連で創って応援してあげて下さい。

相変わらずバカな発想の私ですが、

頑張ってる人たち、

ズッと夢を追いかけている人たちって

良いじゃないですか!

 

 

 

こつ

1日の大半を患者さんの歯科治療で過ごす仕事ですから、

心には情熱を、

表情は笑みを浮かべ、

手指の感覚は鋭利な針のように、

眼と耳は野性動物のように、

そんなこんな気持ちで、

四半世紀ほど心がけてきたことに偽りはありません。

歯科治療で生きてきた私が、

今少なくとも申し上げられますことは、

歯と云う不思議な器官と上手に付き合う

【こつ】とでも申しましょうか。

それは、

歯単体で診てはならないと云う事に尽きるでしょう。

難しい表現だと思います。

時々に、

新患の方からのお電話に

私が直接対応する機会が在ります。

スタッフの手が空かない時です。

で、

気がつきましたことが在ります。

皆さんが共通に不安をお持ちになる処です。

それは費用の問題です。

そりゃそうだと思いました。

そういう際は、

決して恥ずかしい等とは思わないでください。

一緒に考えながら、

治療の方法なり、

治療の手順などを

決めてゆけば良いのですから。

歯と末長く、

付き合ってゆく工夫すること、

それが歯科医師の仕事です。

丁寧に過ごす

早朝、

ノートルダム清心学園の校長先生でいらっしゃった

渡辺和子先生の動画を見つけ、

くぎ付けになって、

見いっていたのです。

1日を丁寧に生きると云う内容でした。

あと何十年も生きると思っている人の1日の重さと、

余命を告知されホスピスで過ごす人の1日の重さは違う

と云う例えから、

聖書の中の物語へと続く、

講話の流れの上手さは、

語り上手と云う技術的問題ではなく、

ご自身の実体験に裏打ちされた根拠の大きさに依る処が大きいと。

先生の著作なり、講話に触れますと、

自然と、

心が穏やかになります。

心の汚泥に、

それこそ清水が注ぎ始めて、

知らぬうちに、

清心なる境地になるのです。

不思議でなりません。

どのような力が働いて、

このようなお考え方に至ったのだろうと。

で、

私の1日を振り返ってみたのです。

なんともったいない使い方をしているのかと

反省せざるを得ないのです。

先生の仰られる通りです。

いずれ私の寿命は終わる時が来るのですから、

命とは自分の使える時間だと云う考えを再認識して、

丁寧に過ごす事を思い出したのです。