日別アーカイブ: 2017年12月5日

下らないこと

変な話しなんですが、

来年の2月にシカゴへ、

4泊の予定でゆく予定で、

アポイントメントの調整を夏頃から

調整しなきゃならない身の上。

コレが開業医の本当の姿です。

高松市に居る時には、

手術した患者さんに備えて、

アルコール等は言語道断。

睡眠薬は?

正直言って、

枕元に置いた携帯電話の着信に、

直ぐに目覚めるのですから、

普段から緊張しているのだと思います。

ただ、

およそ半世紀近く前に習った中学の教材を前に、

少々、

考えこみながらも、

娘に教えることができるのも、

現役で脳ミソを使っているからだと、

そんなことを考えながら、

無事に娘の期末試験を終えることができたのです。

数年後に控えた大学受験を考へ、

インターネットにて、

色々な学部の偏差値と学費を観てみたら、

歯学部の凋落ぶりに、

思わず仰け反ったのです。

確かに、

歯科医師過剰時代にて、

我が国の歯科医師がひっくり返しる位に、

大変厳しい時代なのだそうな。

しかし、

私は淘汰されることを恐れて、

歯科医師がズット努力しなければならない今の方が

本当は正しい姿のような気がしています。

ただ、

自分の生涯の仕事を、

年収の多さだけで決める世の中の風潮に、

首をかしげるのです。

お金など持って死ねませんから。

大富豪って言うジャンルに入る方が、

なんでも150歳まで生きるそうで、

年がら年中、

全国各地の検査機関にて、

精密検査ばかり受けられて、

昔ならば診えない病巣を見つけては、

さぁ大変だ!

手術だ!

内視鏡だ!

経済的成功者が必ずしも、

幸せだとは思えないと。

私も死ぬのは恐くて恐くて溜まりませんし、

その瞬間を想像しては、

身体が凍りつく思いがします。

ですから、

頭がボケて、

身内に迷惑をかけても良いから、

死ぬのが判らない方が良いと云う言い訳して、

早寝早寝のための、

睡眠薬の服用を肯定しています。

犬がズット一緒にいた境遇から、

何匹も、

見送ってきました。

野生の芽が残っているからでしょうか?

皆、

臨終の直前に、

私の前に来て、

挨拶して逝きました。

犬の生涯は、

とてつもなく短いですが、

あれは何故なんだろうと。

そんな下らないことを考えていたら、

次の患者さんがお越しになられ、

前回の治療の際に装着した仮歯の磨耗状態を

ルーペを使って視ながら、

全くを持って、

歯とは不思議なモンだと、

つくづく感心していました。

 

 

ながら族

出勤してからの

こ1時間くらい、

雑用に追われるのが常なのですが、

最近、

ベートーベン交響曲1番ハ長調作品21から英雄にかけてを

聴きながらの【ながら族】で。

学生時代からの相変わらずぶりです。

でも、

私はベートーベンが好きです。

1日の力が沸いてくるような気がするんです。

娘との会話

昨日は院長室にて、

寸の間の休憩も取れず、

18時まで診療。

とある患者さんの、

一番の肝心要の処に差し掛かっていたからです。

気が張っていますから、

その際には、

気がつかないのですが、

患者さんを見送ったあと、

身体じゅうの力が抜けてしまいました。

帰宅して、

入浴し、

簡単な食事を済ませて、

マッサージへと出向いたのです。

熟睡したのは言うまでもありません。

中学1年の娘の期末試験も最終日の模様。

テーブルの横に座らせての、

私流の暗記術に、

よく付いてきたと思います。

下校の度に、

表情が明るいので、

役にたったのかな?

今朝は理科のテストだそうな。

あとはリラックスすれば大丈夫と、

昨夜は、

娘にとっては初マッサージを経験させたのです。

思春期の娘との関わりあいほど

難しいモノはありません。

今では30を前にした最初の娘が

かの頃には、

娘の反抗に涙を流したモノでした。

孫の歳のような娘に対しては、

多少、

手加減を覚えたのかもしれません。

テスト勉強に悲鳴を挙げる娘に言いました。

テストは範囲があるじゃないか。

ただそれだけだから。

たった数年じゃないか。

パパはずっと頑張らねばならんからね。

娘は応えます。

パパ、いつまで働く積もり?

20年は働かないと、

みんなを大きく出来ないでしょ?

75歳までは、

パパはまだまだ上手になる積もり。

だから、

毎日、毎日、

いつもように、

決まりきった生活を過ごし、

少しでも勉強を続けて、

それが積み重なって、

力と勘が養えるんだね。