日別アーカイブ: 2018年1月17日

良い歯医者

歯科治療って、

究極の処は、

手先の細工なんです。

だから、

治療の度に、

毎回、毎回、

工夫を施します。

ですから、

同じジャンルの治療であっても、

同じ細工は施しません。

何処かしらチョッとでも、

アレンジを加えて、

決して同じことはしないようにと。

これを職人仕事と言って何処に語弊が在るでしょう?

ただ、

この頃、

喉にモノが引っ掛かったような、

何とも言えないジレッタサを感じて、

それが何なのか?

判らなかったのです。

が、

さっき、

急に脳を守るために被われている

頭蓋骨が、

チューリップの花のように開いた感触を味わったのです。

歯科治療と社会との関わり方の

具体的な方略です。

歯科治療には、

大きな構造改革が急務です。

私の診療所から、

先ずは始めようと。

こうなると、

私は速いですよ!

私は良い歯医者になりないのですから。

産みの苦しみ

部分入れ歯の需要は

今後、ますます増加すると考えています。

それは、

技術的に未熟な歯科医師による

インプラント治療の予後が悪いことが

一般の方々から敬遠されることも

大きな原因ですが、

高齢者が【いつ終わるのか判らない老後】に控えて、

歯科治療のかける費用の財布の紐が固くなるからです。

部分入れ歯は、

キチンと考えて造れば、

本当は治療としては、

高い診断力と技術を必要とします。

インプラントが普及した大きな原因の一つに、

コレが在るんです。

現在、

数症例の部分入れ歯の患者さんを抱えています。

この患者さんたちは、

私の診断では、

部分入れ歯の方が、

インプラント治療よりも、

確実に長い期間安心して

暮らしとともに役にたってくれると、

確信しています。

が、

難しい症例ですから、

考えて、

考えて。

ある種の産みの苦しみを味わっています。