日別アーカイブ: 2018年3月29日

新しい命

カトリックでの【洗礼】の意味は、

この世で一度死に、

復活し新しく生まれる

と云うことです。

今週末の土曜日が

復活祭の日です。

十字架で肉体の死を迎えたイエスさまが

復活された日を祝う

2,000年も続いた祝福の日です。

カトリック教会は1年を通して、

この最大のセレモニーの日を迎えるために

毎日毎日の祈りを捧げながら過ごしていることを

この1年を通じて知りました。

一般ではクリスマスが

キリスト教最大のメインイベントみたいに思っていますが、

それは違います。

私はその夜、

カトリックの洗礼を受けます。

享年55歳と云うことになるのでしょう。

そして、

父と子と聖霊の力によって、

新しい命を授けて頂ける訳ですから、

今度の人生は

大切に使う積もりです。

新しい名前は、

師匠である内藤正裕先生がつけて下さいました。

聖母マリアさまの夫、

大工ヨゼフが由縁です。

私の仕事は、

歯の大工だからです。

私は大工の人生に徹底しようと決意しています。

毎日の歯の仕事を、

歯の大工として、

とにかく丁寧に綴ること。

歯の大工として、

後進を大切に養成すること。

歯の大工として、

病気の新たな予防と治療の方法を

探し求めること。

ある面においては、

変わり者、

傾き者の私の姿勢を

母校は観ていて下さったのだと

知りました。

私は歯が好きで好きで溜まりません。

そんな私を

母校はジッと観ていて下さったと

知りました。

私は母校に対して、

生涯をかけて、

恩返ししなければ気が済みません。

今までの私であれば、

ただただ歯のオタクの仕事で済んだのですが、

これから私の為す仕事は、

日本歯科大学教授に相応する仕事でなければなりません。

その重圧は相当なモノです。

暮らしの中での、

所作から一切を

私は生まれ変わった事実で

証明しなければなりません。

毎日を祈りを捧げながら過ごし、

父と子と聖霊との交わりの中で、

私の指先に、

聖霊の力が宿り、

良い治療ができますように。

良い後進医師の教育ができますように。

良い学生教育ができますように。

良い研究によって歯学の発展に寄与できますように。

心を込めて神に祈り、

感謝と賛美を称えます。