日別アーカイブ: 2018年4月21日

ダイレクトボンディング修復の醍醐味

最近、

お見せした症例です。

で、

ダイレクトボンディング修復をおこない、

隣の根だけになった歯は、

キッチリ補強して、

今日、

仮歯を装着しました。

金の詰め物の隣が、

歯科技工士さんの作った仮歯です。

その隣の歯が、

私のダイレクトボンディング修復です。

技工士さんと、

技術勝負!

それがダイレクトボンディング修復の醍醐味です。

ブリッジで修復するまえには

歯を削る際にも、

綺麗な形、

所謂、

上手、下手があります。

このような問題は、

歯科大学卒業後の2年以内に

解決すべき基本的事項です。

不器用であっても、

ひたすら修練に励み、

決まりごとを完備した、

削られた歯の条件を身につけるべきです。

しかしながら、

教育とは、

褒めて伸ばせる!

なんて風潮になった時代から、

注意され、

指摘され、

叱られて、

身につけると云う行為が、

皆無になりました。

ブリッジの支台歯は、

こう在るべきです。

この削り方の中には、

様々なルールが厳守されています。

削った歯の型を、

直ぐに採っては、

元の木阿弥です。

その訳も、

専門家であるならば、

自分で考えるべきです。

歯を削ったあとには、

仮歯を装着する訳を

専門家であるならば、

自分で考えるべきです。

仮歯を入れた写真です。

ここから、

歯型を採るに至るまで、

様々な手当てが必要です。

歯肉粘膜の形態異常がありますね。

この問題は避けては通れません。

1つ1つの手順を

決して急いで、

先に進めてはなりません。

 

清々しい診療所

数日ぶりに、

自分の診療室に立ちました。

とっさ、

私の勘が覚ったのです。

私の診療所は、

神さまが護って下さっていると。

神社、仏閣、

あるいは、

教会の中に入ると、

清々しく、

真摯な心持ちになりますが、

大学病院から戻りまして、

自分の診療所に立ち、

そう肌感覚で覚ったのです。

歯が大好きです。

工夫に工夫を重ねて、

自分の仕事場を創ってきました。

その間、

もがき苦しみの日々でもありました。

ただ、

良い歯科医院を築き上げたい。

その気持ちが、

自分のつっかえ棒になってきたのです。

私の人生を捧げた歯科医学です。

カトリックに行き着いたことは、

その道のりからの結果です。

宗教がかったことを

怪しいと評価されるのならば、

それはそれで構いません。

聖路加病院などのキリスト教精神で

患者さんの現場に立つ病院の底力は、

地下鉄サリン事件の際に、

世に示した通りです。

カトリック信者である私が、

第1線に立つ診療所が三枝デンタルオフィスです。

私は清々しい気持ちで、

診療に勤しんでいます。