日別アーカイブ: 2018年6月7日

ナイチンゲールの気持ち

カトリックの洗礼を受けた私ですから、

さぞかし、

穏やか人に変わったのでしょう?

イヤイヤ。

ついこの間、

大人げなく、

ブッチギレちゃいました。

相手ですか?

放射線科の開業医の知人処の受け付け嬢にです。

余りにも気取って、

上から目線な、

物言いに、

遂に私の堪忍袋は炸裂したのです。

患者さんの検査依頼は、

他に代えました。

で、

私の内心で思ったのです。

この医院は、

この受け付け嬢を早々に切らないと、

大変なことになるな!と。

綺麗で最先端の医療を提供する医療機関のスタッフには、

私ら医師は、

相当に注意を払って、

ジッと観察する必要があります。

ソレは、

スタッフが勘違いするからです。

医療機関の主役は、

誰でもない、

患者さんなのです。

医師ではないのですよ。

患者さん主体の医療。

ソレを現実と理想のギャップを

どうやって埋めてゆくのか。

ソレが院長の大きな手腕なのです。

私ん処も、

スタッフが代わりました。

現状は、

スタッフ業務全般を、

私自身がヤッて見せています。

受け付けから、

口腔のクリーニング。

器具の清掃・消毒。

全般です。

電話の応対も、

出来る限り、

私がヤッて、

見せています。

ナイチンゲールの気持ちに成りきれる人、

ソレが医療人の最低ラインです。

そこから技術的なことがスタートする訳です。

ただ、

ナイチンゲールの気持ちになれない資格保持者は、

大勢いらっしゃる。

でも、

私の診療所では、

そのラインだけは、

絶対に維持するために努力しています。

ダイレクトボンディング修復

いくら私が金属の修復治療が好きだといっても、

この金属修復治療は、

ダメですよね。

歯の形態再現が全くの不正確。

適合も最悪。

噛み合わせも同様。

これは歯科治療ではなく、

歯周組織を不潔にし、

歯に新たな虫歯を造る道具です。

手前の小臼歯も、

同じように金属修復されてました。

ダイレクトボンディング修復にて、

再治療。

ダイレクトボンディング修復も、

コンポジットレジン修復のように、

前歯の裏側の詰め物が変色していますが、

同じようになるのでは?

そんなことありません。

修復フィールドのコントロールが上手くゆけば、

ダイレクトボンディング修復は綺麗さを保ちます。

この患者さんからお願いされました。

この金属修復の歯も、

ダイレクトボンディング修復でと。

技術的な難易度の高いダイレクトボンディング修復ですが、

トライしてみようと、

楽しみにしています。