日別アーカイブ: 2018年12月14日

ビッグウェーブ!

最近しばしば御紹介させて頂いている症例。

4月初診にて、

治療に着手したのが7月。

その間ひたすら、

ブラッシングのトレーニングと、

治療方法の検討。

難しい症例って、

必ずって言うほど、

私は何回となく、

治療着手の前に、

それとなく、

あるいは、

ハッキリと、

他の歯科医院を能って欲しいと、

お断りしています。

何故って?

難しい症例って、

何件もの歯科医師の手によって、

無計画な、

無意味な、

幾つもの地雷が潜んだ状況だと、

コレも経験上から。

根管治療についても、

そうですよ。

根管の中を、

めちゃくちゃに壊され、

治療の際に、

ラバーダム無しの環境で、

多くの細菌を持ち込まれ、

おまけに、

どんな劇薬を、

何回となく、

使用されたのか、

根管を直接マイクロスコープで

視て、

確認、

予想できるんです。

レントゲンだけでは判りませんから。

噛み合わせも、

本来の姿が、

今の修復物を外して、

筋肉をリセットしないと、

コレも判りません。

でも、

患者さんのすがるような表情で、

結局は、

お引き受けすることに。

この症状が、

今年最大の難症例だと、

で、

最近、

やっと、

ほぼ大丈夫!

今年もあと僅か。

後は消費試合だと安堵していた矢先、

もっと大きな難症例を抱え込む羽目に。

もう何回も、

お断りしたんです。

治療方法は、

私の中では判ってるんです。

コレは明確でした。

が、

複雑難解な治療手順に、

患者さん自身が就いて来られないだろうと。

コレも経験上から。

患者さんって、

歯については、

簡単に考えているんです。

自分は大丈夫だろうと。

私がナンとかするだろうと。

治療の進行の3割程度の処くらいで、

初診の際の、

悲痛な叫びは、

安堵の気持ちとなり、

自己判断。

自分は大丈夫だろうと。

で、

過った判断をなされ、

私に求めてこられ。

私は冷静ですから。

応じません。

結局は、

他に転院。

忘れた頃に、

困った!困った!と。

そんな経験が、

歯科医師を臨床医として

鍛えてくれるんです。

来年は、

その症例の報告が多くなるでしょう。

難症例って、

1年に何症例くらいかって?

10症例ていどでしょうね。

それ以上は、

私は無理ですから。

年末から3月いっぱいくらい、

モツレタ糸を解く作業でと。

私は総合診療歯科の歯科医師ですから。