日別アーカイブ: 2019年4月29日

元気かい・

最近、

羽田空港と東京駅、品川駅を利用する機会が多いンです。

その際に、

突然、

見知らぬ若者から、

三枝先生って・声をかけて頂く機会があります。

どうやら、

日本歯科大学の卒業生で、

都内なり近県にて勤務されていたり、

地方から講習会を受講するために上京した際にだったり。

また、

私の講習会の受講生だった歯科医師。

はたまた、

私のブログの読者の方も、

意外と結構・多いンです。

声をかけて頂いて、

知りませんもマズいですから、

知ったかぶりで、

元気かい!と。

で、

近況を聞かせて頂いて、

電車を乗り遅れて。

でも、

とても嬉しいですよ。

で、

握手してくださいと。

シッカリと握手して、

また何処かで会いましょうと云う塩梅。

常々、

教官たちに口酸っぱく言ってるんです。

お前たち、

日本歯科大学の教官って立場の重さを

十~分に認識せぃ!

手本にならねばなら~ん。

煙たそうに聞いてますが、

私は・そう思ってます。

経験する・

私が大学院に入った当時、

大きな医局でしたから、

色んな医局員の先生方が居られましたね。

此処で、

世の中の不条理を徹底的に経験できましたから、

今になってみると、

良い通過点だったと思いますよ。

当時の私のような新米歯科医師には、

アシスタントは付いてくれませんでした。

一人で、

何から何まで・しなきゃならない訳です。

バキュームを片手に持ちながら、

歯を削るってことも、

此処で自然と身に付きました。

ラバーダム防湿の多数歯露出法も・一人でできますよ。

今日は一人で診療しています。

全く苦になりません。

コレも、

あの医局での時代があったから

普通にできることなんです。

役にたたない事などありません。

症例を経験する度に、

新たな発見があります。

人生も・同じナンじゃないでしょうか?

平成最後の診療

昭和62年に歯科医師国家試験に合格し、

歯科医師免許を頂戴しました。

平成3年5月14日に、

日本歯科大学大学院歯学研究科臨床系研究課程を修了し、

歯学博士・甲504号を授与されました。

専攻は【歯科保存学】です。

インプラント治療との出会いも、

この頃です。

ブローネマルク博士やアルブレクソン博士、

インプラント治療の産みの親とも言える歴史的偉人との

出会いに恵まれたのも、

この頃です。

平成の時代が、

私の臨床家としての発展の時代でもありました。

今日の最後の治療は、

感染根管治療です。

症例としては難症例ですが、

歯科保存学で締めくくることに、

運命的なモノを感じています。

歯科保存学で始まった私の歯科医学。

歯周病治療へと移行しながら、

大きくインプラント治療へと進み、

今では、

日本歯科大学で総合診療科の臨床教授として、

幅広いジャンルを委せて頂ける幸運に恵まれました。

令和は新しい時代です。

次なる目標は、

歯科補綴学。

歯科保存学を熟知した歯科医師だからできる

歯科補綴学を修めることが、

新しい時代での私の目標となりました。

夢を追い続けること、

少年の気持ちで、

チャレンジし続けること、

転んでも、

壁にぶち当たっても、

私は必ず起き上がります。

私にとっての【青春坂】は永遠に続くでしょう。

背中を押される気持ち・

ビックリされるかも・しれません。

診療所の院長室には、

ご先祖様の大きな・お仏壇がドスンと、

鎮座しています。

自宅から私の命の診療所へと、

随分と前に引っ越しして貰いました。

自宅で留守番するマリリンたちは、

暇を持て余していたのでしょうね。

お仏壇にお供えする御饅頭。

美味しそうに見えたんでしょうね。

帰宅する度に、

お供え物が無くなって、

序でに、

お花もひっくり返る始末。

コリャ駄目だと。

お仏壇のなかには、

沢山の御位牌が列んでいます。

私が生まれた時には既に佛さまになったご先祖様もいます。

ですから、

お顔は知りません。

逆に、

幼少期から学生時代に、

嘘八百ついて、

お小遣いを引っ張り出した、

祖父母と叔母の御位牌の戒名を観ては、

申し訳ない気持ちと、

あの・尚登が、

ソレなりの歳になって、

人並みに、

否、

一生懸命に歯を食いしばって、

仕事している姿を、

観ては、

どんな気持ちで、

見守ってくれているンだろうと、

患者さんの診察の度に、

院長室のドアを開ける度に、

お仏壇の方を振り返って、

ひと仕事してくるぜ!

ご先祖様的には、

私の命の診療所に居ることが、

絶対に静かに、

落ち着いて、

安らかではないか?

私の応援しなけりゃなりませんから。

でも、

喜んでいると、

私は信じているンですよ。

こんな私ですけど、

歯の仕事に就いて本当に幸せですから。

寄り添うこと

日曜日だけは早起きする娘を観て、

幼い頃の自分と重ねています。

そりゃそうだと。

朝食後、

早々に娘のアッシー兼お財布くん。

文具店やアレやコレやと・引っ張り回されてダウン。

夕刻からは解放され、

長年の患者さんの誕生日会へと。

75歳のお誕生日です。

年齢の数と・同じ本数の薔薇の花束と

写真撮影ようのブーケを用意して。

私は大勢の患者さんの生き方から

大いに学ばせて頂いてきました。

良い意味でも・悪い意味においても。

で、

昨日75歳のお誕生日をお迎えになった女性患者さんは、

現役バリバリの事業家です。

既に・後継者にも恵まれておられますが、

ご本人は、

未だに未開拓の分野にチャレンジし続けておられます。

時々、

死ぬのが恐いと・弱音をポロリと。

互いに似ているねと。

そんな私に弟子が、

先生、患者さんにソコまで・するんですか?

と。

私的には違和感ないのですよ。

神さまが私に寄り添って下さるように、

患者さんと伴に寄り添うのが、

家庭医の務めですから。

今日も1日仕事です。

私にとっての歯科治療と云う仕事は、

生きると云うことです。

息を吸うことと同じナンです。

患者さん無くして・私の人生に意味はありません。

明日は、

現天皇陛下御退位の歴史的な日ですから、

静かに感謝の気持ちで、

テレビに釘付けにさせて頂きます。

明後日の新天皇陛下御即位の日も、

日本人として目出度い歴史的な1日ですから、

またまたテレビに釘付けさせて頂きます。

新天皇陛下のお誕生日は私と同じナンですよ。

そんな勝手な身びいきから、

お祝いの気持ちでいるンですよ。

2日からは再び診療です。

そんな感じで、

患者さんがお越しになられるのを

院長室から。