日別アーカイブ: 2019年8月3日

開業医の1日って

今日は・休む暇もない状況です。

外科手術を終わらせて、

直ぐに、

ゴールド・クラウンの装着を済ませ、

で、

次は、

インプラントの上部構造の型採り。

次は再来初診の患者さん。

その後、

総入れ歯の完成の患者さん。

で、

最後は感染根管治療の患者さん。

午後の7時から・会合へと。

患者さんの合間に、

カロリーメイトとジャスミン・ティー。

 

 

 

私は・辛口です。

生意気で・すみません。

ソレは、

18歳の年に【歯科医学】の門を叩いてから、

大変な幸運に恵まれ、

大勢の高名な歯科医師の師匠の胸を借り、

また、

大勢の患者さんの温かい支えで以て、

今日に至ったからです。

育てて頂いた師匠、

私を信頼して身体を貸して下さった大勢の患者さんの手前、

強風下に在っても微動だにしない【安定感】ある

プロフェッショナルであろうと、

私なりの・恩返しでもあるのです。

ある種の歯科医師を観て、

つくづく【育ち】が・大切だと思うんです。

値引き競争、価格破壊がもたらしたもの。

社会全体を眺めれば・阿呆でも判りそうなモノです。

安いモノは・ソレなりのモノでしか・ありません。

本物は、決して安くは・ありません。

本物を扱う店に、コピー商品はありません。

安価な治療を唱う処は、

本物の集まらない【3流】の証でも・あるのです。

また、

ご丁寧な・分割ローンの説明を、

クドクドと御託列べている歯科医院。

通販の時計屋の広告みたいですね。

そのような【内訳】は、

当人同士での、

秘かに・行うのが・品格と云うモンです。

大人の男なら・そう云うモンです。

これも、

お安くなってますから、

どうぞ・お気軽にお越し下さい!

なんて、言ってルのと・同じナンですが。

ようは、

患者さんが・来ていないってことを、

バラしてるのが、

大人だったら容易に判るモンナンですが。

私は弟子たちには・厳しいですよ。

服装・日常の所作・外での対応、

細かい処まで、

ピシャリと、

厳しく言います。

私の師匠の内藤先生も、

今でも、

私には厳しいですよ。

しょっちゅう・叱られてます。

今、

歯科医師は世間の厳しい【眼】に曝されています。

私らの時代とは・大きく違ってますから。

歯学部の偏差値の低さ。

恥ずかしいですよ。

半世紀前は、

歯学部は理系のエースでしたから。

今では全入だと思われるほどの、

情けなさ。

歯科医院の数も・コンビニ以上だと言われています。

どこも・患者獲得に必死と、

なめられて・るんですよ。

だからこそ、

私らは、

本業は当然の事として、

教養を高めることにも努力し、

生活も清廉潔白とし、

医療人としての【振る舞い】に、

ソレはソレは・注意すべき時ナンです。

私らは【歯の治療のプロフェッショナル】。

ソレに徹するべき・ナンです。

チョッとだけの・冒険

この数年前から、

新潟へ参ります際には、

前夜の高松空港発の最終フライト便にて、

都内で前泊し、

翌朝の始発の上越新幹線で新潟市へと。

逆も・また同じ。

ソレが1番・時間的ロスタイムがないからです。

昔、

大阪駅と新潟駅を結ぶ寝台特急が在った時代には、

この手段が1番・好きでした。

寝台特急が・とても好きだからです。

寝台に腰かけながら、

車窓からの風景を、

バーボンを傾けながら。

仕事を終えたからの、

束の間の至上の時でも・ありました。

早朝の日本海の光景も、

それは・形容しがたく美しいモノでした。

【つるぎ】【日本海】の濃紺の車体が消えてからは、

開業医の悲しさ。

日中は診療しなければ・なりませんから、

仕事を終えてから、

深夜の北陸道を・ひたすらハンドルを握って・駆け走るのが

常となっていました。

片道860キロメートル。

朝には、

信濃川に架かる新潟市の象徴【萬代橋】の勇姿が、

視界に入ると、

あぁ・帰ってきたのだと、

とても落ち着いた心持ちに・なったモノです。

6年ほどは、

そのような状況だったと・思います。

ソレが・ある時から、

もう自分には・その体力は・ないのだと、

悲しい自覚を持つようになりました。

それで、

自走運転を諦めたのです。

そんな私が、

今回は、

ハンドルを握って、

新潟へ向かおうと、

思い立ったのです。

訳は、

体力に自信が湧いてきたことが、

1番大きいと・思います。

今年に入ってからは、

とても・とても、

食事に気をつけるように努めています。

プロテインと牛肉、チーズ、

青汁に人参栄養湯を、

朝夕・欠かさず服用し、

魚中心の生活から・赤身の牛肉に一新させたことが、

私の身体に変化を・もたらせたのだと思います。

なんか・身体に自信が持てたんです。

体力試しとして、

周りの忠告を無視し、

私は準備に入ったのです。

通勤用のトラックでは、

まだ自信がありません。

腰の痛みなども考慮して、

今回は無難に、

BMWの7にて、

ゆっくりと・クルージングしようと思っています。

それにしても、

最近の患者さんの多いこと・多いこと。

私の診療所は零細企業ですから、

お越し下さる・皆さんの診察のキャパは・ありません。

お一人・お一人、

時間をかけての診療です。

1日に診察できる数など、

たかが・シレテいます。

ですから、

どうしても・どうしても・

私でなければ・と云う方、

これは、

私も・見抜けますから、

その云う方だけを、

今は診察させて頂いています。

それでも、

午後の6時半から根管治療という

今までの私には考えられない、

予約も入れるようになりました。

これも、

体力と気力に自信が持てたからです。

さてさて、

チョッと冒険してみて、

コレからの日常生活に活かそうと・考えています。

でもねっ、

本当は、

空港だとか駅の構内の・ざわつき、

都内の喧騒が嫌ナンです。