月別アーカイブ: 2019年12月

本当に困った時の歯科医院

ズッと、

良い歯科医師になろうと、

頭のど真ん中に、

また、

肝に銘じて、

治療行為を行ってきました。

この・良い歯科医師とは?

の・意味を、

自問自答して、

治療行為を行ってきました。

私が自身の診療所で行える事は、

たかが・シレテいます。

ですから、

大学という場所で、

何か・お役にたてないか、

私なりに、

考えて、

行動しています。

何か・を行えば、

必ず、

批評や批判の・的になります。

私は、ソレで良いと覚悟しています。

な~んだ!

三枝は、

普通じゃないかと、

言われる事だけは、

私は好みません。

また三枝が、

しでかした!

ソレが、

私の立ち位置だと、

思っています。

近代医学の歴史は・たかが100年ていど・です。

世界中の医療従事者が、

今、

岐路に立っています。

近代社会が初めて経験する、

超高齢化社会です。

その中での、

医療の尺度に、

判断基準を求めているはずです。

私ていどの力は微力ですが、

本当に困った時の歯科医院の扉は、

開いたおこうと。

 

チームワーク

土曜日は大きな手術でした。

日本歯科大学の藤井学部長のご厚意にて、

大学から応援を送りこんで頂いての、

万全の体制での・手術でした。

治療という行為が、

チームが機能してこそ、

確実に行えることを、

改めて実感したのです。

そういう意味において、

藤井学部長の意図を感じ取れました。

チームワークの重要性です。

 

 

歯根破折

抜歯の原因ですが、

歯周病から、

歯根破折へと、

移行すると・思っています。

これは、

マズい傾向です。

歯根破折の原因の大半は、

稚拙な技術による歯科治療を受けた歯が、

力に堪えきれなくて、

生じるモノです。

拡大し過ぎの根管治療。

接着性レジンセメントへの過剰な期待。

ファイバーポストの取り扱いの粗雑さ。

下手くそな・支台歯形成。

不適合なCAD/CAMクラウン。

硬すぎるジルコニアへの信仰。

コレらの集大成が、

歯根破折です。

バック・トゥ・ザ・ベイシック。

大学での生活も

日本歯科大学新潟病院での仕事も、

2回目の冬を迎えます。

東京駅始発の上越新幹線車内で食べる【駅弁】も、

随分と詳しくなりました。

四季折々の食材を使った

この駅弁が・好きです。

春、夏、秋、

そして今年の・冬バージョンです。

今回の新潟では、

バドミントン部の忘年会に呼ばれました。

私の時代には、

部に昇格できないほどの・少人数。

私がバドミントン部って・意外でしょっ。

友人に騙されたんです。

三枝っ、

バドミントン部ってな、

ミニスカートの女子で・いっぱい・なんや!

今、入会しないと、

あとで絶対に・後悔するぞ!

が、

入会届けを出した瞬間、

先輩の目がキラリと・光ったのです。

ピチピチ・ギャルなど皆無。

さえないヤロウが数名の小所帯。

バドミントンなんて、

カワイイ女の子が楽しむ・洋風羽子板ていどに舐めていた私は、

自分の・浅はかさを後悔したモノでした。

時はながれ、

時代は・大きく変わったのを・思い知ったのです。

見事・バドミントン部に昇格し、

部員も・総勢80名・近い大所帯。

で、

半数は女学生なのです。

今年の部の成績は好調で、

全歯科大学大会で女子は1位。

凄いですね!

で、

案内された居酒屋で、

ひな壇が・在るでは、ありませんか!

真ん中に座れと言われましたが、

絶対に・絶対に固辞させて頂きました。

周囲のOBの面々を観て、

マズい!

と、思ったのです。

みんなが、

ノースモーキング。

居酒屋のテーブルには灰皿が容易されています。

お~い!

煙草を吸う・不届き者は手を上げろ!

これもビックリしたのです。

ほんの・数名たらず。

私は、この不届きな時代遅れを引き連れて、

廊下が襖で開け閉めできる、

換気席に陣取ったのです。

ひな壇からの・冷たい視線をモノともせず、

学生と盛り上がったのです。

ただ、

こういう場では、

私は全くアルコールには、手をつけません。

学生諸君の様子をさり気なく・観察しておかねば・なりませんから。

また、

私と一緒に酒を飲むのは20年早い。

私は女学生にお酌をさせるのには、

反対の立場です。

彼女たちはホステスでは・ありません。

親御さんから、お預かりした大切なご子弟です。

私たち大人は、

ただでさへ、

窮屈な生活を強いられる学生諸君が、

楽しめるようにm

でも、

羽目を外さないように、

導くために、

そして、

教員と学生諸君との間の距離感を

縮めるための、

このような会だと・思っています。

 

 

弟子に背中を貸すこと

土曜日は新潟始発の上越新幹線に乗車して、

都内の電車を乗り継いで、

これは田舎者の私には・苦痛でしたが、

吉祥寺開業の小出明医師の診療所へと・向かったのです。

新進気鋭の歯科医師です。

1日間、

彼の診療を観ていました。

彼は都内有数の歯科医師に・なるでしょう。

そんな日の最後、

撮った写真が・コレっ。

ねっ・私も歳をとりました。

私に挨拶にお越しになられた細君は、

とても・とてもセンスの良い感性をお持ちです。

よく二人で、

小出君を苛めるのは、

楽しい【気晴らし】にも・なるんです。

せんせ~い・主人に美術館に一緒に行くように・言ってくださ~い。

せんせ~い・主人にナンとか・カントか。

このような場合には、

私は完全に細君の味方です。

くちごたえは・全く・しません。

今回も、

細君は診療所のクリスマスツリーに、

一言・在った様子。

一理・在るのは、

全て女性が正しいのです。

で、

コレは、

三枝デンタルオフィスのクリスマスツリー。

暖かな気持ち

私が歯科大生時代から大学院生の時代、

学内に

強烈な個性を持たれた

超名医が居られました。

眼光鋭い、

物静かで、

で、

厳しい診療を貫かれていました。

全てを・見透かされそうで、

学生などは、

おいそれとは・近づけない【雰囲気】が・ありました。

補綴学第2講座の岩下博美助教授です。

学生技工室に、

突然、

先生が入室された時などは、

身体が固まってしまうほどの、

殺気を・感じたものでした。

無論、

先生が入室した姿は、

背後ですから・見えません。

でも、

殺気で・瞬時に感じ取れました。

私は先生が・好きでした。

いつか自分も、

かくありたい・と、

思ったものでした。

恐い者知らずの私は、

先生を何かあるたびに、

のぞき見に・行ったモノでした。

また・お前か~。

アッチへ行けっ!

じゃま・じゃま!

そんな台詞を言いつつ、

先生は、

最後まで親切に説明して下さったのです。

先生は日本歯科大学新潟病院の初代の臨床教授です。

月日は流れ、

私が大学で臨床教授の仕事に就き、

2回目の冬を迎えます。

先日・やっと、

お昼休みができて、

古町に診療所を構える先生の処に

突然、

訪問したのです。

アポイントメント無しです。

本来であれば無礼な行いですが、

言えば、

来るな!

嫌だ!

岩下節が判っているから、

此処は新潟。

山本五十六元帥の故郷です。

トラ・トラ・トラの、

奇襲攻撃と・相成った次第。

古町アーケードの小さなビルの2階に

先生の診療所が・あります。

階段を上り、

玄関戸を開くと、

受付を務める奥様が、

眉間にシワで、

この得体の知れない奴は誰!

そんな表情でした。

奥方っ・三枝です。

ご無沙汰して申し訳ありません。

差し入れを・お持ちさせて頂きました!

瞬間、

さ・え・ぐ・さ・く・ん!

スッカリ変わってしまって、

判らなかったわ!

奥様に満面の笑みが。

何これ?

新宿高野のフルーツ・チョコレートと紅茶です。

先生の子守で大変でしょうから、

甘いモノ食べて・ストレス解消して下さい。

なぁ・にぃ・だぁ~?

ニコニコした先生が出て来られました。

ほんの数分の会話でしたが、

私の尊敬する師匠の健在ぶりが・感じ取れました。

爽やかな気分となり、

先生の診療所近くの、

ギャレットの店へと、

凍てつく外気の中、

暖かな気持ちで向かったのです。

 

 

積み重ね

もう12月も・1週間・終わっちゃいました。

来週は・新潟です。

12月の最終週は、年末休診ですから、

今年の高松市での診療は、

2週間しか・ありません。

1年・1年、

私は課題を設けています。

三枝デンタルオフィスは、

未だ進化し続いています。

3年前に在籍したスタッフが、

今の私診療を観ても、

当時とは、

全く変わっていることに、

驚愕することでしょう。

それほどに、

日々の・小さなコトの積み重ねって、

大切なのです。

来年ですか?

無論、

課題は・設け済みです。

北極星を目指して、

宇宙を突き進む【ロケット】で・在りたいと、

気力充実で・頑張っています。

均一化された正確さの根拠

私は電車や自動車が・好きです。

高松市ー岡山市を結ぶ・マリンライナーに乗車する際には、

1号車の1番席と・決めています。

運転手さんの・所作が見えるからです。

阪急電車に乗車する際にも、

運転席に・へばりつくのが・常です。

新幹線は、残念ながら、

ソレは・できませんが、

私は新幹線がホームに入って来る光景が、

好きで・堪りません。

新潟市での仕事は、身体にはキツいですが、

上越新幹線を観て、

乗って、

だから、

続いているのかも・しれません。

日本の鉄道の正確さ。

時刻、停車位置、衛生度、などなど、

世界1と言って良いでしょう。

組織は人によって動くもので、

組織が人を動かすものではない。

土光敏夫氏の言葉です。

JRを含む鉄道各社の正確さには、

陰で・どのような【工夫】をされていることかと、

興味津々・なのです。

同じく土光敏夫さんの言葉。

錆びつくより、

擦り切れるほうが・マシだ。

私は昭和の人間であることを、

最近・しみじみと実感するのです。

リラクゼーションするは・難しい

働き者の手本のような私ですから、

これだけ・働くと、

日頃の緊張感の糸が、

プツンと、

切れそうに・なる時があります。

そこで、

昨夜の夜の10時にアポイントメントを入れたリラクゼーション。

憩いと癒しの空間というキャッチコピーでした。

自宅付近の住宅街にある1件のマンションの1室。

マンションのエントランス・オートロックの部屋の部屋番号をプッシュ。

当たり前ですが、

自動でドアが開きました。

細い廊下を歩きながら、

部屋を確認し、

恐る恐る呼び鈴を押したのです。

中から、

若い女性が出迎えて下さり、

アロマ漂う・薄明かりの個室へと。

薄い黒の上下の衣服が綺麗に折りたたまれ、

ソレに着替えるのだ・そうな。

準備を終えて、

落ち着かない心持ちの私。

コンコン。

ご準備は宜しいでしょう?

と、

声がけしながら入室するエステシシャン。

言われるがままに、

ベッドの俯けになる私。

(変な処だったら・どうしよう!)

リラクゼーションどころか・緊張が走る私の倫理観。

実際は、

真面目?な・マッサージ屋さんでしたが、

私の手が、腕が、

エステシシャンの身体に当たらないようにと、

紳士の中の紳士を自認する私ですから、

リラックスどころか・緊張して、

気が気でなかったのです。

次は、

街の【指圧・按摩】で、

おじさん・おばさん指圧師に手当てして貰おうと、

リラクゼーションできない自分を

不器用な奴だと・反省半分・納得半分。

あ~・私は犬に・なりたい

セントバーナードの・平蔵です。

同じく・セントバーナードの・おはるです。

私の顔を見つけると、

マリリンもラッシーも・元気です。

随分と・大人しくなりましたが。

毎日を

寝てるか、

遊ぶか、

食べるか、

羨ましい・限りです。

セントバーナードと言えば、

アルプスの少女ハイジとか、

フランダースの犬を思い浮かべます。

優しい犬です。

でも、

床暖房、ストーブから・離れません。

ですから、

木枯らし吹く・屋外へは・行きたくないと、

家の床から離れません。

夏の炎天下も、

嫌がって、

エアコンの吹き出し口から、離れません。

私は・羨ましくて・なりません。