日別アーカイブ: 2020年3月25日

初舞台だと・

朝の10時から、

上顎第2大臼歯の根管治療。

今、

午後の1時です。

先ほど、

終わったンですが、

レントゲン写真での確認で、

先生、すみません。

1根管・気に入りません。

次回・やり直し・します。

と、申し上げたのです。

ダメなモノは・ダメなンです。

自分の・した仕事でも・です。

陶芸家が、

釜から・取り出した茶碗を、

確認して、

叩き壊す・のと同じ心情ですね。

やり直しを・恥だとは・思いません。

合格点を・低く設定する方が、

私は・恥だと・思っています。

この歳ですが、

まだまだ修行の・最中であり、

毎回・毎回を、

初舞台だと・思って、

治療してるんです。

そんなモンなんです。

芸事の基本

最近は、

美味い店が・見つからなく・なりました。

食べログ・など、

見る気にも・なりませんが、

友人から、

1度くらい、

見るだけは・見て見ては?

と・言われ、

見て、

瞬間に、

見るのを・辞めました。

私の流儀には・合いませんでした。

昔から、

続いている店が・

ドンドン時流に圧されて、

自流を変えた時、

巧さが・消えていく様を・観てきました。

日本独特の家元制度。

この巧さを、

他の業種も、

活かす気持ちが、

芸事の基本だと・思うンですが。

プロフェッショナル

大いに背伸びし、

大いに緊張しながら、

花の大江戸・銀座の【てんぷら・近藤】を経験した娘。

お店の・はからいにて、

娘の席は、

店主の【仕事・手さばき】が・丸見えの所。

で、

帰りには、

壁の池波正太郎画を背に、

店主と並んで【記念撮影】と・サインされた店主の著作。

影響され易い正確を・そのまま・引き継いだのでしょう。

先ず、

店には・細々とした食材の説明資料など無かったわ。

壁にメニューなど・もっての外。

ドコソコ産の食材なんて・野暮な説明書きも、

勿論・無いのよ。

おじさんは、

チラッ・チラッと、

ソレは【恐い】くらい・真剣な【眼】で、

お客さんの・様子を確認してるのよ。

てんぷらの切り方や、

置き方が、

お客さんの・年齢や性別、

例えば、

左利きの方には、

取りやすい所に、

ピシッと、

てんぷらが・置かれてたわ。

お店は満席だったけど、

コロナウィルスの・コの字も、

入り込む【隙間】は・無いわ!

アレが【本物】って・パパが言う処ね。

私なんか、

ご飯を・おかわり・しちゃった。

ご飯は、

絶対に・おじさん自身が、

洗米して、

焚いてるんだって、

嬉しそうだったわ。

そうかぃ!爽快!と、

頷く・私。

歯科医学を学ぶ学生であった若造の私の、

財布は、

親しい大人たち・でした。

歯科医学と・料理道に【共通項】を見つけ、

青年期の私は、

此処の・おじさんに憧れたモノでした。

資格保持者イコール・プロフェッショナルでは・ありません。

プロフェッショナルの壁って、

眼には見えないけれども、

見える人には、

明瞭に・見えるモノなんです。

明るいニュース

根管治療は、

1日に、

お一人・だけに、

限定して・います。

根管治療は、

歯科治療の中でも、

指先の【使い方】が・微妙に異なります。

私の能力的には、

1日に、

お一人・だけが・限界ナンです。

第1回目の治療で、

根管の拡大形成は・ほぼ仕上げて・います。

ですから、

第1回目の治療時間は、

単根で・1時間ていど。

上顎小臼歯で・2時間ていど。

大臼歯になると・3時間は。

ジッと・マイクスコープを覗いて、

右手の指先だけを、

微妙に・動かしてるんです。

傍目からすれば、

ジッと固まった・蝋人形に・見えるかも・しれませんね。

昨日、

ニュースで、

トヨタとNTTが資本提携したそうな。

経済音痴の私は、

即座に、

友人に質問したのです。

いよいよ・本格的に、

自動運転が普通になる街創りが・始まるそうな。

大量の情報が、

大気中を・行き来し、

眼には見えませんが、

その電波によって、

機械が・正確に動き、

人が、

ソレを普通に利用しながら・過ごす事に・なるようです。

眼に見えないモノは・信じない・というのが、

科学的人種の主調で・在ったノでは?

私が治療において最も大切にしている

臨床的【勘】は、

眼に見えないから・客観的では・ないとの批判に対して、

お前に見えンでも、

俺っち・には・見えるんじゃい・

と、心内で叫んでいた・今までが、

報われたような気が・した・明るいニュースですね。