日別アーカイブ: 2020年7月22日

新型コロナウィルスとの共生

新型コロナウィルスの脅威から、

診療所を・護るために、

全く、

何処へも・出かけていません。

が、

どうやら、

行動パターンを変更すべき・時の・ようです。

HIVが出現した際には、

そりゃ・恐かったですよ。

ただ、

感染経路が・明白でしたので、

医療機関としては、

確実な・対策は採れましたし、

これが、

三枝デンタルオフィスの・感染症に対する

水際作戦の・大きな武器と・なりました。

しかし、

新型コロナウィルスについては、

私でさへも、

頭を抱えています。

少なくとも・診療所は・大丈夫です。

が、

私は・何処へも・行けない。

これは、

苦痛です。

関西や都内のホテルのティールームにて、

ゆったりと、

珈琲を飲むと云う・心の余裕。

静かな割烹の・暖簾をくぐり、

カウンターで、

舌鼓。

その至高の幸福感。

あ~・行きたい!

でも、

公共交通機関には・乗りたくない。

なぜなら、

本当に車内、機内の換気の具体的な有効性を、

どの会社も・公開していないからです。

空港、

駅ビルも・同様です。

来い・来い、

乗れ・乗れって・言ったって、

安全性の絶対的な【方法】を、

全く・公開していませんもの。

体温をモニターする?

あういう機器の・当ての無さ、

科学を識る者は・信じていません。

検温?

熱が出た時には・遅いんですから。

上辺だけ一方で、

商いしてきた・軽薄な・時代は、

今、

大いに・反省し、

大きくチェンジしなければ・なりません。

新型コロナウィルスと共生する社会に・ならざるを得ないと、

国の動きから・察せます。

経済を・止められませんから。

でも、

どうやって、

自分の身を・護ろうか?

本気で・思案の時が・来たようです。

ノストラダムスの大予言

ノストラダムスの大予言。

翻訳者の方が・お亡くなりになったとの報道に接し、

氏のご冥福を・お祈りしつつ、

私は・ある思い出を・思い出したのです。

小学校の高学年の頃、

日本中は、

ノストラダムスの大予言で、

大騒ぎに・なりました。

昔ですから、

平和な時代だったンですね。

同級生のA君。

俺は、勉強は・辞めた!

人類は・滅びるんだ!

楽しく・生きる!

彼は、

そう・宣言したのです。

で、

時代は・過ぎに・過ぎ、

数年前、

新大阪駅からタクシーに・乗りました。

運転手は、お爺さん。

私に・話しかけてくれるンです。

所謂、

気持ち良い・運転手さんです。

が、

瞬間、

私は、

固まって・しまいました。

彼は、

A君だった・からです。

彼は・私に、気づいていません。

自分が・お喋りするので・夢中でしたから。

どうやら、

所帯も・持たず、

アパート住まいで、

ズッと、

タクシー・一筋だったようでした。

趣味は・パチンコと昼寝。

酒は、

毎夜、毎夜の自宅飲み。

紙パックの焼酎・一筋なんだとか。

人の人生の・送り方に、

何が・正解で、

何が・不正解かは、

判りません。

私の・生き方も、

決して・他人には・お勧めデキませんが、

タクシーの行き先は、

リッツカールトン。

ランバンのスーツに、

ココマイスターのダレスバッグで、

ホテルマンから、

いつものように、

ドアを開けて・貰いながら、

彼の方が、

もしかしたら、

幸せかも?

そんな想いが・した事を、

思い出したのです。

なぜなら、

小学校の時代から、

自分で・望んだ道とは・言へ、

時間と・ノルマに・追いたてられ、

決して、

中身は・少年時代とは変わっていないのに、

違う・自分を・見せねばならない矛盾。

定め・か、どうかは・判りませんが。

フーテンの寅さんが、

あんなにも、

ロングランであったのは、

大人の男たちって、

辛い・立場だからに・違いありません。

医療職の定め

学生時代の親友って、

本当に・ありがたい存在だと・思います。

飾らなくて・良いンですから。

医療職って、

やせ我慢・しなきゃ・成り立ちません。

だって、

患者さんを、

手当てする・仕事なんですから。

ビクビク・デキないでしょ?

温かく、

大きく、

包み込む・包容力。

で、

シャープさも、

チラリと、

それとなく、

患者さんに・伝わるように。

新米の頃、

そんな技など・持ち合わせてませんから、

随分と、

患者さんから、

肩身の狭い・想いを、

感じて、

未熟さに、

ワァ~!

と、叫びそうに・なったモノでした。

私、24歳の、

歯科医師1年生の頃のスナップ写真です。

トロントにて。

お隣は、

ドクター・ルッツ先生です。

歯科医師国家試験に出題される、

ルッツの3条件・の、

あのルッツ先生です。

コンポジットレジンを基礎的に研究した大家です。

隣の私って・なんですか!

度胸なし、

自信なし、

風格なし、

恥ずかしい・ですよ。

ただ、

私は・必ず、

その分野、分野の1流と云われるプロフェッショナルに、

近づきました。

遠くから・眺める。

そういう気持ちは・ありませんでした。

その気持ちと、

歯科医学への・情熱の継続。

ただただ、

それだけの・半生で、

57歳に・なりました。

見た目とは・裏腹に、

孤独感と・戦っているんですよ。

相談相手も、

そう簡単には・いません。

私と同じ境遇の人間など、

ほぼ皆無でしょうから。

本当に・数少ない・友人に、

電話しながら、

自分で・答えを・見つけるしか・ないのですよ。

医療職。

そうやって、

成長して・行くんですよ。

人の力

医科病院の放射線科にCT撮影を依頼。

難しい症例の際には、

ここまでは・よく在る・話し。

最近のインプラント用コンピューターソフトの精度を把握すべく、

メーカーにCTデーターを渡して、

3D化しての、

手術を迎えたのは、

昨日の午後。

昨日の手術は・難しい症例です。

解剖学的に、

インプラントを埋入デキる部分に、

大きな制限が・ありました。

四面楚歌と云う言葉が・ありますが、

舌動脈・下歯槽神経・オトガイ神経、

そして、

幅の狭い・顎堤。

無歯顎の患者さんですから、

バランスの採れた・インプラント・ポジションでなければ、

最終修復物は・安定しません。

ところが、

3D化されたCT所見では、

オトガイ孔・以後の顎堤に、

インプラントの埋入デキる場所は・ありません。

こう言う際の私ですか?

全く・焦っては・いません。

そもそも、

3D化されたデーターを、

私は・全く信用していませんから。

下顎の骨を・イッパイ・視てきました。

素人眼には・誤魔化せても、

下顎の骨の【形態】の・違和感。

これは・肌感覚で・判ります。

コンピューターソフトは、

まだまだ・超精密では・ない・のだと、

画像を視れば、

判りますよ。

こういう際の手術は、

粘膜を切開して、

実際に、

骨に触れて、

実際に、

骨を視て、

基本に・還る事に・尽きます。

骨の表面を、

よ~く観察すると、

ここに、

インプラントを・入れてくれぃ!

そんな声が・聞こえてきます。

まだまだ・AIには、

負けませんよ。