難症例の根管治療


昨日の・根管治療の患者さん。

午後の3時から、

ラバーダム防湿を開始して、

一連の治療過程を終へ、

ラバーダム防湿を・外したのは、

午後の7時前・でした。

上顎第1大臼歯の【感染根管治療】です。

前医の為した・根管治療の後、

ズッと・痛みが・とれない。

そんな患者さんが、

凄く・増えました。

この患者さんも・そうです。

ジックリ本格的な根管治療を実体験されると、

根管治療が・どんなに大変か、

何故・今までダメだったのか、

即座にご理解・頂けるようです。

歯医者さんて・重労働ですね!

そんな言葉を、

根管治療の度に・頂戴します。

しかし、

昨日の症例は・難症例でした。

困った時の【江面頼み】。

コレは、

日本歯科大学の江面教授へ、

電話する事を、

私は・そう呼んでいます。

根管治療において、

江面教授のアドバイスほど、

ありがたいモノは・ありません。

私の歳になりますと、

なかなか本音で・語ってくれる人はいません。

また、

アドバイスを求めたいと・尊敬する人も、

限られてきます。

難症例っていうモノは、

さまざまな治療の甘さの・積み重ねを、

丁寧に、丁寧に、

玉葱の皮を剥ぐように、

縺れた釣り糸を解き・ほぐすように。

粘り強さが・決め手と・なります。

だからこそ、

コツコツと、

常日頃から、

そういう自分創りに精を出さねば・なりませんね。