医療職の定め


学生時代の親友って、

本当に・ありがたい存在だと・思います。

飾らなくて・良いンですから。

医療職って、

やせ我慢・しなきゃ・成り立ちません。

だって、

患者さんを、

手当てする・仕事なんですから。

ビクビク・デキないでしょ?

温かく、

大きく、

包み込む・包容力。

で、

シャープさも、

チラリと、

それとなく、

患者さんに・伝わるように。

新米の頃、

そんな技など・持ち合わせてませんから、

随分と、

患者さんから、

肩身の狭い・想いを、

感じて、

未熟さに、

ワァ~!

と、叫びそうに・なったモノでした。

私、24歳の、

歯科医師1年生の頃のスナップ写真です。

トロントにて。

お隣は、

ドクター・ルッツ先生です。

歯科医師国家試験に出題される、

ルッツの3条件・の、

あのルッツ先生です。

コンポジットレジンを基礎的に研究した大家です。

隣の私って・なんですか!

度胸なし、

自信なし、

風格なし、

恥ずかしい・ですよ。

ただ、

私は・必ず、

その分野、分野の1流と云われるプロフェッショナルに、

近づきました。

遠くから・眺める。

そういう気持ちは・ありませんでした。

その気持ちと、

歯科医学への・情熱の継続。

ただただ、

それだけの・半生で、

57歳に・なりました。

見た目とは・裏腹に、

孤独感と・戦っているんですよ。

相談相手も、

そう簡単には・いません。

私と同じ境遇の人間など、

ほぼ皆無でしょうから。

本当に・数少ない・友人に、

電話しながら、

自分で・答えを・見つけるしか・ないのですよ。

医療職。

そうやって、

成長して・行くんですよ。