人間の退化は・最近技術の結果


自動車が・好きなモンですから、

そう言った・類の雑誌は、

ほとんど・毎月・購読しています。

最近、

次々と・新しいモデルが・登場しています。

で、

仰け反りたくなる位・驚いています。

自動車の外側の・あらゆる処は・もちろんの事ながら、

車内にも、

カメラと・センサーが・仕込まれているのが【最新技術】ナンだとか。

で、

歩行者や・対向車、後ろからの死角にある自動車を、

カメラとセンサーが・キャッチし、

緊急ブレーキをかけるのは・当たり前。

危ない時には・ドアが開かない。

バックミラーに・視線を向けると、

コレマタ、

センサーとカメラが・察知し、

ドライバーが・見たい処が・鮮明化するのだ・そうな。

極めつけは、

指紋認証で・車がドライバーを認識すると、

ドライバーの・癖や・習慣を・記憶していて、

話しかけてくるのが、

メルセデスの最高機種の・優れ技らしい・のです。

そら・恐ろしい・自動車です。

だって・そうでしょう?

知人や・家族を愛車に乗車させた・途端、

へいっ・ご主人様!

今日は・飲み屋へと・行きましょうか?

そんな事・言われたら・どうすんの?

古来、

人は・暮らしの中で、

馬や牛と・共に在りました。

交通手段であったり、

農耕手段であったり、

運搬手段であったり、

食物であったり。

馬に跨がる際には、

人馬一体とは言へ、

人が・手綱を握って、

手と・内股と、脚で、

馬を・コントロールするのが、

人馬一体の・醍醐味でも・ありました。

レシプロエンジンが開発されても、

人が・自動車を操る・処に、

コレマタ・人馬一体の醍醐味の・名残とも云える、

ファン・トゥ・ドライブの快感が・ありました。

ところが、

何から何まで・至れり尽くせりの、

最近の自動車。

自動車メーカーは、

自分で・自分の頸を締めているのではないか・とさへ、

思えるのです。

私は・自動車に・操られる事に・慣れる事に、

脅威を・感じています。

運転に・危険は・付き物です。

だからこそ・気を付けるのです。

注意をはらう事を・忘れた人間は、

間違いなく・退化するでしょう。

また、

テクニックが必要だからこそ、

運転って・楽しいのです。

なんだか・変な時代に・なりました。