無駄など・無いのですよ


若い人から、

勉強の仕方が・判らない・という言葉を

しばしば・聞くように・なりました。

はて・はて?

昨日は、

私の患者さんが・理事長をお務めになられている

近県の総合病院へと。

医師が、

丁寧に・私の顔の皮膚を・引っ張り、

あたかも・ジグゾーパズルで・造作するような所作を。

私の顔のシワは・非常に複雑なんだそうな。

で、

もう一人のベテラン医師の意見も・聞きたいから、

申し訳ないが・もう1度、

二人で・診せてもらいたいと。

慎重なことは・ありがたいこと・ですから、

私も、

先生の・納得されるように・お任せします・と。

帰りの・車中で、

昔のことを・フと・思い出して・いたのです。

日本歯科大学の藤井学長が・若い時分の頃の会話です。

学長先生のご専門は・麻酔学です。

若い医局員時代は、

薄給?では・家族を養えませんので、

先生も、

開業医での・アルバイトで、

生計を立てて・いたのです。

そんな・時代が・あったのですよ。

普通、

麻酔医は、

開業医の行う手術の全身管理を行います。

一般の歯科治療など、

大学病院の麻酔医が・行うことは・ありません。

ところが、

藤井先生は・変わり者。

ずっと、

一般の歯科治療にこだわって、

タービンを手にしていましたね。

ですから、

先生とは、

よく・歯科治療の話を・したモノです。

全身管理を行う・麻酔医が、

歯科治療を継続的に自ら・行うことで、

麻酔学のための・麻酔行為・でない、

歯科医師のための・歯科治療のための・全身管理を

藤井イズム・として、

グングン・伸びてゆく・のを、

側で・感じていたモノ・でした。

テレビ番組の・ドクターXでの、

大門医師の・麻酔医としてのパートナーは・城之内医師。

私の・パートナーは、

藤井学長の・お弟子さんである・大橋教授。

城之内医師のような・色気は全く・ありません。

男ですから。

しかし、

絶対的安心感は・確実なのです。

大橋先生は・厳しく・藤井学長から・育てられたことが、

仕事を・通じて・判るんです。

若い頃、

藤井先生が・熱く語っておられた場面・場面が、

大橋教授の所作から・伝わって・来るのです。

で、

結局のところ、

私らは、

イッパイ・遊びも・しましたが、

イッパイ・勉強も・してたんだな!と。

勉強?

要領など・ありませんよ。

がむしゃらに、

なんでも・かんでも、

脳みそに・1度は・入れるべき・なんです。

自分で・要る物・要らない物・選んじゃ・イケマセンね。

その時の・自分の判断を・信じちゃ・イケマセン。

勉強する時期って、

未熟な自分を・自己認識して、

ただただ・素直に、

あらゆる物・吸収しなきゃ。