歯科医学は 今こそ 原点に戻るべし

 

私は 歴史書を読むのが 好きです。

日本人としての 血潮が 沸き立つ想いで

文字を 追っています。

国の 成り立ちを 識ることは

人としての 誇り 思考 の 源になるような 気がするのです。

歯科医学においても

同様のことが 云えるでしょう。

昨今、

さまざまなる 治療という名の 破壊症例に 遭遇します。

歯科医学における テクノロジーは 進化しているにも 関わらず、

現実的には 治療結果は 劣化しているように 思えます。

過去の 著名な歯科臨床家たちの 卓越した【技】は

現在の テクノロジーでも 及ぶことは できません。

不便であることが、

歯科臨床家の 知恵と工夫の 成長の【種】となり、

優れた 治療成績を 生んだのです。

マイクロスコープ と ニッケルチタンファイルを 使った 根管治療が

現在 歯科界のトレンドとなっています。

私は ここに 原点に帰れと モノ申す 姿勢です。

根管の 特殊で 複雑なる 解剖学的形態は

マイクロスコープによって 手に取るように

視えるように なりました。

そのような意味合いにおいて

マイクロスコープは 根管治療の 必須機材と云えましょう。

で あるからこそ、

手用リーマー ファイル、マイクロエキスカ などを使った

歯科医師自身の 指先の 【指頭感覚】による

根管の 【拡大 形成】が 成功の 決め手と なるのです。

根管治療を 機械に頼るなど

私は 全く 理解できない 立場を 表明する者です。

歯科医師は 自然科学に 身を置く者です。

解剖学を 識るからこそ

腕が 痛もうが、

肩が 痛もうが、

指先に 全知全霊を 集中させて、根管に挑む。

それが 歯科医師の 務めだと 考えています。