戦史 から 学ぶ


私の 歯科治療の 基本は 【総合歯科診療】です。

もっと 判りやすく 云うと 【包括的歯科治療】という ことに なるでしょう。

根管治療 や インプラント クラウン修復は

歯科治療における

駒にしか 過ぎず

といって

駒の 役割を 熟知して

駒の 使い方を 誤れば

勝負に 負ける 破目に なります。

それぞれの 治療手順の 精度を 向上するように

日々の トレーニングを 怠っては プロ失格です。

じゃあ

それぞれの 治療手順が 上手だから

口腔の 健康が 維持できるのか?

そんな 甘い ことは 稀でしょう。

私は 勝つためならば

どんな 手段も 選びませんし、

下手な プライドも ありません。

患者さんが 喜んで くださったら

それで 十分なんです。

戦国武将の 戦での 陣形で

勝敗の ほぼ 全てが 決まるように

戦う前に

戦略を 熟考します。

万全を 期する 体制で 臨むのです。

しかし、

戦いは 時の運も 影響します。

その際には

即座に 固定概念を 棄てて

一気呵成に

動きを 変化させるのです。

明治の時代

日本の 存亡を 賭けた 

ロシアの バルティック艦隊と 戦った 日本海海戦。

連合艦隊司令長官であった 東郷平八郎元帥の 指揮する

戦艦三笠の あらゆる 大砲が 炸裂したかの 如く

タイミングを ジッと 待ち

その時に

全戦力を 四方八方から 

浴びせ 続けるのです。

診療とは 戦い なんですよ!

人生も 同じかも しれません。