ため息


今年に入ってから、どうしたモノか?県内の患者さんが多くお越しになられます。

それも数件の決まった歯科医院からの転院です。

元々、私の診療所では大勢の患者さんを1日に診察できるシステムをとっていないモノですから、

不況の昨今では、誠にありがたいことですから感謝しながら対応させて頂いていますが、

お昼の休憩はとれていないのが現実です。

それにしても、患者さんのお口の中を診察しながら、

???の連続です。

患者さんが悩んで、来られるのも当然で、

しかし治療したる当のご本人はどの様にお考えなのだろうか?と、

口にこそ出しませんが、

新しい患者さんの口からは、受けたる治療の不満爆発というのが現実です。

自分を庇う訳ではありませんが、私の行った仕事ではないのにと黙って患者さんのお声を聴いています。

一通り、心の汚泥を吐き出された後は、決まって

ー 先生、ゴメンね!先生のせいではないのに‥ー

あまりにも数件の決まった歯科医院からの転院であるために、

其処のホームページを、つい確認し、いったいどんな処なのだろう?と。

患者さんと並んで撮った写真があって、

時には Vサインなどのポーズで。

治療したる当のご本人は、それはそれで満足なのでしょう。

良い、汚いの判断がつかないのでしょうから。

お気の毒なのは、患者さんの側で、

歯医者か破壊者か判らない人に、ドンドン悪くされて。

こういう時に思わず私は、越後弁が口から出てしまうのです。

ー いんや、いんや、どーいんかねー?なじらね? ー

( いやはや、いったい、どうしたもんだろう? )

今日も、インプラント治療を希望されて新しい患者さんが来られます。