つかの間の休み


タブレットって云うんですか?

もう7~8年ほど使っていますから、このての道具としては旧式なんでしょう。

そろそろ新型をとの勧めもありますが、

日常からの変化に抵抗があって、躊躇しています。

ブログを認めるのも、メールでの論文のやり取りから原稿書きまで、

この一台で、それこそ皆は笑い?軽蔑?しながら

右手の人指し指1本で、キーボード画面を叩く私です。

春休みからずっと、小学校も今は終わりが早いので

末の娘は殆んど私の部屋で過ごしています。

私が診察している間は、ソファーと床に、

マリリンとラッシーがほとんど昼寝ときどき娘に乗っかかれての

子守りを担当してくれています。

でも退屈なのでしょう!

末の娘は、器用に私のこのタブレットを使って

アニメ番組を観て時間を潰しているようです。

という訳で、今までのように診察の合間合間で小刻みでの作業がまったく出来なくなりました。

給食が始まるまでは、今は深夜の3時半をまわった時刻ですが、

チビッ子ギャングたちが寝静まってからが、私の時間です。

ケーブルテレビのCSIニューヨークが、昔の私の少年時代のオールナイトニッポンから変わったくらいで

私のながら族ぶりは相変わらずです。

この頃は、随分と論文に目が通せます。

臨床レポート等よりも、基礎的な研究論文を興味深く読んでいます。

他人のモノマネ治療をする歳ではなくなりました。

物事の基の基を辿って、身体の仕組みを考慮しながらの手当てをするには、

基礎医学や臨床応用に到る前の段階の基礎研究のなされた経緯を知ることが大切だと感じています。

一昨日、上の娘の勉強を観ていた際に、

漢和辞典の使い方を教えていたのですが、

邪魔くさいと忌々しさ一杯の娘に

自分で面倒臭がらずにコツコツする積み重ねが‥等と

昔の私なら絶対に出来ないでいた模範的な言葉を口にしながら

吹き出しそうになりました。

今日も大きな手術です。

早く床に就いての早起きしての早朝から頭を使うリズムが私にはあっているようです。

手術の時には、完全に身体も頭も出来上がっていますから。