本当の様でウソの話し


【治療の途中では軟らかい食物を】

モットモらしく聞こえますよね。

【片方噛みをすると、反対側の歯が痛むので止めなさい!】

ホウホウ!

治療期間ズット、お粥を奨められたと云う患者さんも居られました。

私の処ですか?

仮の歯の状態でも、

仮の入れ歯であっても、

ガンガン!

好きに食べて貰ってます。

食べる時の力なんぞ、たかがシレテます。

上下の歯が接触する【のべ時間】なんぞ短いのです。

厄介なのが就寝中に起きる不意の【喰いしばり】

コレは、私ではコントロールできません。

治療中では、

私は仮の歯を大切に、考えて、造っています。

他所の歯科の仮の歯とは、

違うと思います。

仮の歯に、

食べる時の歯の接触状態、

就寝中に起きる不意の喰いしばりの痕跡、

様々な情報が、

記録されるシカケをしています。

ですから、

治療中でも、何でも好きなモノを食べて貰ってます。

また、

【片方噛み】云々について、

食品を口腔に入れて、さぁ!咀嚼と云う状況を

コンピューター解析すると、

ほぼ全ての人は、片方の側で噛んでいます。

これは私自身も実験的に観察しましたし、

国内外の著名な論文に多く掲載されています。

また、片方噛みになる原因についても、

多くの研究結果が報告されています。

治療途中での片方噛みで、

反対側の歯が痛むのは、

明らかに稚拙な診断と治療計画、治療技術に因るものです。

歯の治療の間に、

どんどん噛める!よく噛めるようになる!

が、当たり前。

歯の根の治療の際でも、

私はシッカリと噛んで貰います。

噛めないンじゃ、歯の役目がないじゃない!