ナンのこっちゃ?


メタルボンドによるセラミック修復とだけ聞けば、

良い治療をお受けになられたと思うのが普通です。

が、

コレが大きな間違いであることに

もう気がつかなければなりません。

今日お越しになられた患者さんにお願いしました。

「次回セットされるというソノ被せものを外させて下さい。」

今は仮にセメントで着けておられるクラウンを外させて頂き、

レントゲンでは鮮明に見えない部分、

実際のドキュメントが診断に必要だったからです。

うーん?

最近、私は訳が解りません。

歯科医が歯茎を壊しているとしか思えない所見です。

_20161005_141415DSC_0135

取り敢えず1週間ほどは、

メタルボンドクラウンを外しておきましょうと提案しました。

確実に歯茎の炎症は治まる筈です。

使う材料が高価であることと、

治療成功とは全く相関関係はありません。

優れた形態のクラウンはモノクロ写真で観ても

その姿には一種の品格があります。

一番奥の歯は、殆んど骨がありません。

第1大臼歯部分は、

まだ間に合いそうです。

マイクロスコープでの歯のレスキュー隊の出動です。

歯科医が作った歯周病についてはジワジワと攻めて叩く積もりです。

で、

この可哀想な歯が私に、

どう問いかけて来るのか?

を、ジックリと待ちたいと思っています。

この症例は診たくないジャンルに入ります。

唾液の性状も気になるし。

うーん?

また一つ悩みが増えました。