不器用な私


意外だとお感じになられるかもしれません。

私は人付き合いが苦手な質です。

ですから、

診療所での患者さんとのヤリトリが

人との関わり合いの中心です。

絶対に社交的な性格ではありません。

見た目は、全く逆のようですが。

その証拠に、

仕事が終わると真っ直ぐに帰宅します。

休みも特別な用事が無ければ、

自宅から出る事はありません。

書籍に眼を通したり、

時代劇を観たり、

車の修繕したり。

犬はいつも側から離れません。

犬の瞳に、

私は心を許せるのです。

心理カウンセラーからしてみれば、

なんだかんだと、

今風の病名を付けられるのかもしれません。

毎日、毎日を、

真剣に患者さんの全てに注意して過ごしていますので、

診療以外の時間は、

私は自分の休養として必要なんだと

思うようになりました。

私は名医ではありません。

世界中には、

本当に優れた歯科医師が大勢に居られます。

上を向いて歩く。

背伸びして、

時にはジャンプして。

でも、

シッカリと地面に根付いた治療する

安定感ある歯医者で居たいと

常々、肝に命じています。

私が歯科医師免許を頂戴してから今に至る時間は、

私には残されてはおりません。

だからこそ、

歯科に専念して生きたいと思います。