ありがとう


熊本県の患者さんから久しぶりにお電話を頂きました。

地震の後始末に翻弄されていたそうな。

特に墓地の手当てが大変で、

心身共に疲れ果てましたと。

信心深い人間ならではの気の使いようは、

私にも手に採るように判るのです。

かく云う私も、

休日にはお役所が休みであるので、

診療所を臨時休診して明日は、

墓地の移葬手続きのために、

田舎の役場へと出向くと云う塩梅。

ご先祖様も私も、

早く落ち着く処に落ち着きたいと、

と言っても、

手続き、手当ては生きて暮らす私にしか出来ない事ゆえに、

コレも男子の仕事の一部と、

シッカリ努めたいと思っています。

今日も新しい患者さんがお越しになられる予定。

大阪市からの患者さんです。

石を投げれば歯医者に当たると云う現状で、

遠くからワザワザ来て下さり、

一層の責任を自覚。

節分直前のコレが私の近況です。

占い大好きの私にとっての新年は、

節分明けからと思っています。

で、

今年は石のように【動かず】、

新しい事には手を出さず、

今までの基礎固めに専念すると云う私の八卦。

馬鹿な占い等とお笑いになられるかもしれません。

が、

人の大切な身体を与る責任ある身とすれば、

【運強い】私でなければ、

患者さんにお裾分け出来ないから、

藁にでもすがる想いで、

運開く所作に敏感になる質になったようです。

本当にありがとうと、

コレは決して商売繁盛と云う意味合いではなく、

私のような人間に任せて下さりありがとうと云う想いが、

日々、一層強まるのです。