まだまだ子供


柄に似合いませんが、

マザー・テレサの著作を読んでいました。

マザー・テレサは、炊き出しするシスターたちに

必ず3つの事を実行するように諭しておられたそうです。

パンとスープボウルを渡す時には、

相手の目をみて、

微笑むこと。

手に触れて、

温もりを伝えること。

短い言葉がけをすること。

それは、

ロボットにはできない、

人間の、

他の人間に対する愛と祈りの表現だと、

ありました。

近年は画一化が重用され、

品質管理と同様に、

何から何まで一様であることを

求められる、

と云うよりも、

目立たないこと、

無難なこと、

を善しとする空気を感じています。

人とロボットとの違いが何なのか?

それに気づいたのも、

私の場合は【歯科治療と云う仕事】からでした。

報われないと云う不謹慎な気持ちになる時もあります。

でも、

私が自ら強く切望し選んだ仕事ですのに。

上手くいってる時にこそ、

大きな落とし穴が在ることを

いくら私が阿呆でも、

それは人生から経験済みです。

ですから、

自己反省のセンサーとして、

歴史、評論、私小説を好んで選んでしまうのです。

で、

ちょっとでもジャンプ!

50過ぎても、

まだまだ子供ですから。