男の生き甲斐


家の掃除と云っても、

散らかさないので、

床の拭き掃除くらいなもので、

芝生を刈ろうにも、

何処に置き忘れたのか、

物置小屋の鍵が見当たらず、

結局、眠ってばかりです。

疲労が身体の隅々にまで及んで、

傷みきっているんだと思います。

仕事での辛さや苦しさと云う意味合いのものではありませんでしたから。

横になってズッと考えていました。

何か対応策が在ったろうか?

手立ては無かったか?

私が全ての感情と人格を棄てることくらいしか

無理だわなと。

それは出来ぬ相談ですから。

もう懲り懲りと云う言葉しか感情がありません。

男にとって仕事は、

戦いであり、

生き甲斐です。

ゴールデンウィーク明けから再び、

ダッシュするためのエンジンを全開にしなければなりません。

この数日間の間に、

心を整える事に精をだそうと、

目覚めの珈琲を飲みながら、

決意しています。