本物のもてなしとウソつきのホスピタリティ


日頃では、

既に床に就く時刻ですが、

興奮して眠れません。

こりゃ眠れんわな!

それでも、

悲しい私の習慣は、

夜も暗いうちに起きると云う

朝寝坊の方々のために、

爪の垢なり鼻くそをコロコロ丸めて

丸薬【三枝目覚丸】として売り出してやろうか!

馬鹿はさておき、

特製粉末青汁入りのインスタント珈琲を自作し、

ただ紙コップにインスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、

で、

大正製薬の【からだ環境  青汁】と云う粉末を一気に入れて、

ポットの湯をそそぎ1、

インスタントコーヒー付録の紙スティックで

かき混ぜた代物です。

気持ちの問題だと人は笑うでしょう。

が、

気持ちの問題が何事にも大切なのです。

カフェインの効能が仇となるか?

珈琲を呑むと云う行為の持つ

心鎮めの効果が勝るのか!

コレは博打的チャレンジですね、キット。

座卓に座って、

珈琲の準備に追われて気がつきませんでした。

夕食のご飯は、

わざわざ土鍋で炊いて下さいました。

熱々の立ったお米に

佃煮風仕立てのちりめんじゃこをふりかけ、

で、

冷出汁をサラッと注いで、

無我夢中に、

一気呵成に喉奥に送り込み、

で、

旨い!のため息。

旨いと讃えつつ、

食い意地はった私は、

どうせなら出汁をかけずに、

白米で食べたかったと大いに後悔したのです。

が、

ハシタナイので、

我ながら我慢の子でありました。

部屋で、

信長とセミナリヨと題する書籍、

娘の宿題のまとめ、

採取した微生物の調べものの書籍に埋もれて

なんでしょう?

水戸黄門さま道中記にて見かける昔のお弁当包み。

嬉し、楽しみ、気が利くことに感動し、

丁寧に包みを開いて、

私が感動極まったのです。

先の土鍋で炊いたご飯で作った小さなおむすびが3つ。

ここにホスピタリティを見たのです。

 

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