いつまで経っても未熟者


午前はメンテナンスの患者さんばかりでした。

ですから、

宮田君は忙しく手を動かしていました。

私の方は、

患者さんへのご挨拶と、

口腔内の検査程度で、

楽な月曜日を迎えさせて頂きました。

が、

午後は一転。

セラミッククラウンの歯型採りや、

歯の細工などで、

眼を凝らして、

手先に命を封入してと言った処です。

今日は遅くまで、

アポイントが入っています。

根管治療やセラミッククラウンのセットなどです。

今しがた、

診療所から息子が帰ったゆきました。

階段の上から、

息子の背中を見下ろし、

玄関口で振り返る息子に、

私は目頭が熱くなりました。

歳のせいでしょうか?

家で2泊の短い帰省でした。

遅くまで、

酒を飲んでいました。

息子は明るくなりました。

と、

全く他人の悪口を言わなくなりました。

誘い水をかけても、

乗ってきません。

不思議に思い、

聞いてみた親の癖して、

馬鹿な私です。

息子からは返事がありませんでした。

いくら誘いを向けても

かわされるのです。

お前はイヤな奴は居らんのか?

と、

不思議な顔で聞くマヌケな私。

息子ですか?

居るよ。

とだけ。

それで?

と、追求する私。

それだけと言う息子。

私は腹が立ちました。

で、

父ちゃん、テールランプ!

で、おしまいの息子。

私のブログは患者さんの合間で綴っています。

で、

先ほど、

根管充填が終わりました。

これから歯科技工士さんも来られて、

セラミッククラウンの色調の最終チェックです。

で、

続きですが、

子どもの教育ってどうなんでしょうかね?

皆目に判りません。

ただ、

息子に接し、

あるところ安心したのです。

それで、

私は未熟者だと痛感したのです。