出来る男


患者さんを通して、

多くのことがらを学びました。

私の診療所の患者さんの大半は女性です。

それでも1割程度を維持しつつ、

男性患者さんも拝見してきました。

その中で、

仕事で成功する人、

事業で転ける人、

あるルールが在ることに気がついていました。

時間に正確な人。

気の小さい繊細な人。

気配を読める人。

熱い心を持つ人。

先々を案じて動く人。

ハッタリもかませることができる人。

こういう種族の男は、

途中で様々な障害を経験しつつも、

確実に成長を遂げていらっしゃる。

ですから、

こういう人との会話は楽しいですね。

納得させられる処多しと云うことです。

ある時、

師匠である内藤正裕先生が仰いました。

三枝君、

男ってのはねぇ、

外向きでの評価が大事なんだよ!

家向きでの、

かぁちゃん、ねぇちゃんからの評価なんか、

ボロクソでも良いんだよ!

なるほど!と。

で、

続いて師匠は仰いました。

いいか!

女ってのは、

1番大切なモノは自分!

次が子供。

で、

ず~と遠い処に亭主。

わっはっは!

昨日のフラリーマンじゃあないですが、

男ってのは悲しいですよね。

ただ、

私には、

このフラリーマンってのは理解できません。

仕事を通して、

自分を研くのが男です。

昔、

インスタントコーヒーのCMに在ったじゃないですか?

違いの判る男。

それは男同士にしか判りませんよ。