清々しい診療所


数日ぶりに、

自分の診療室に立ちました。

とっさ、

私の勘が覚ったのです。

私の診療所は、

神さまが護って下さっていると。

神社、仏閣、

あるいは、

教会の中に入ると、

清々しく、

真摯な心持ちになりますが、

大学病院から戻りまして、

自分の診療所に立ち、

そう肌感覚で覚ったのです。

歯が大好きです。

工夫に工夫を重ねて、

自分の仕事場を創ってきました。

その間、

もがき苦しみの日々でもありました。

ただ、

良い歯科医院を築き上げたい。

その気持ちが、

自分のつっかえ棒になってきたのです。

私の人生を捧げた歯科医学です。

カトリックに行き着いたことは、

その道のりからの結果です。

宗教がかったことを

怪しいと評価されるのならば、

それはそれで構いません。

聖路加病院などのキリスト教精神で

患者さんの現場に立つ病院の底力は、

地下鉄サリン事件の際に、

世に示した通りです。

カトリック信者である私が、

第1線に立つ診療所が三枝デンタルオフィスです。

私は清々しい気持ちで、

診療に勤しんでいます。