予防歯科のすすめ その2.

人なみ以上に歯を磨いているのだけれど?
毎晩の歯みがきにはフッ素入りの歯磨材でキチンと歯磨きしているのに?
定期的に歯科医院でクリーニングしているのに?

でも、歯と歯の間が茶色く、あるいは白濁して、何故だろう?と
不思議な心持ちななった方はいらっしゃいませんか?

私は歯科医院でのクリーニングだけでは虫歯は防ぎきれないと思っています。
フッ素入りの歯磨材を使うだけで虫歯は防ぎきれないと思っています。

人それぞれに口腔の環境は違います。

1日に大勢の患者さんを診察しなければならない通常の形態の歯科医院業務では
患者さんそれぞれにあわせたオーダーメード医療は不可能である事は、
私が身をもって経験したからこそ、今の私の診療システムが出来上がりました。

患者さんの唾液の流れる方向と歯の位置関係、
唾液の量と性状、歯の石灰化度合い、細菌培養等々
色々な尺度から患者さんそれぞれにあった予防歯科のプログラムを作成します。

内科的な対応が必要な場合も多々あります。
食生活を含めた、患者さんにとって意外なチョッとした日常の改革を自覚して頂かねばならない時もあります。

本当に意味での予防歯科の真骨頂はこの辺りにあるのかもしれません。

歯医者まかせにするのではなく、
私は患者さんに自覚して頂く事に多くの時間を費やしています。

時には患者さんからの反発を受ける時もあります。
が、私の仕事は気を長く患者さんと向き合い繰り返し繰り返し、
時には手段を変えて、患者さんの気づきの切っ掛けを創る手当てをする、
これの積み重ねであると言っても過言ではありません。

私達、歯科医師は辛抱を要する歯科です。
決して私達から折れる事はありません。
患者さんが健やかな食生活を楽しめるために私達は決し諦めません。