インプラント治療に対する私の考え方

現在、資本主義のルールに乗っ取り、

医療系企業も生き残りをかけて、

より大規模な企業へ変化せざるを得ず、

合併と吸収を繰り返しています。

インプラント製造販売メーカーも

その流れに対応していることは間違いないでしょう。

30代の前半の頃、

今ではスウェーデンの企業ではなくなり、

ノーベルバイオケと会社の名称も変更した、

当時のノーベル・ファルマ社のブローネマルク・インプラントの

講習会のインストラクターとして、

現場の歯科医師への教育に参加した頃と、

現在のインプラント治療の様変わりには、

時代の流れをヒシヒシと感じています。

私の臨床の中で、

インプラント治療の適応と手順は、

ほぼ確立されています。

少しづつ工夫を加えてはいますが、

大きな幹は変わってはおりません。

歯に代わる人工の歯根を

長持ちさせることと、

安全な手術を行う。

その2点に徹底しています。

医学の進歩によって、

人類は寿命の延長という恩恵を受けています。

しかし、

骨格、筋肉、循環系、神経系の

老化から逃れることはできません。

高齢化に伴い、

唾液などの体液の分泌量も減少します。

当然、

反射機能も低下することはお判りでしょう。

そのような人の老化という過程の中、

私の手当てしたインプラントという

生きる糧を得るためと、

生きる喜びを味わう食のために、

絶対に必要不可欠な

噛む道具が、

長い風雪に耐えるようにと、

それが最優先事項だと考えています。