ひたすら続けること


昔では考えられないような

異常な事件を

しばしば報道で知る度に

コメンテーターの方々が、

アレヤコレヤと、

持論を展開される様を観て、

一億総評論家の時代なんだなと

感じてしまうのは

私だけでしょうか?

批評に値する人の基準って何でしょう?

私は歯科医学のことしか判りません。

歯科以外の多くの分野についての知見を拡げる読書は、

私にとっては、

歯科医学の奥をもっと掘りこむための

別の方向からのアプローチに他なりません。

ただ、

私は歯科医学に関する事柄については、

何でアレ、

ひたすら継続してきました。

このブログ更新についても同じです。

ブログを始めるキッカケとなったのは、

今から11年前のことでした。

現日本歯科大学新潟生命歯学部長をお務めになられる

藤井一維教授からの依頼があったからです。

歯科氷河の時代を不安な気持ちで過ごす学生たちが、

三枝さんの声や意見を求めてるんですよ。

へぇ~?

私なんかを。

それ以上深く考えないのが私の取り柄かもしれません。

忙しさにかまけてできない。

筆が進まない。

ウッカリ忘れてしまった。

そんな事が皆無であったことは、

私のブログの軌跡を観て頂ければ

お判りになると思います。

続けることこそ、

誠意であり、

忍耐であり、

力であり、

それが生きると云う意味だと思います。

ですから、

物事の継続性のない人を

私は全く信用していません。

他人の批評よりも、

自己継続性が人の本質を顕す標だと思っているからです。

躓いても、

転んでも、

ただひたすら続けることに

大きな意味があると思っています。