これで正常な教育ができるのでしょうか?


歯科医師過剰と云うことで、

歯科医師になっても、

将来の経済的恩恵からは

ほど遠いと云う風潮があります。

その結果、

高校の進路指導の教師は、

生徒を歯学部への進学に対して

否定的考えを持っているようです。

しかし、

ここに大きな誤りがあります。

15年先に、

歯科医師数は完全に不足するからです。

本当でしょうか?

日本歯科大学は日本で最古で最大の

歯科医師教育機関です。

歯科医師会の会員数も、

校友が圧倒的多数を占めています。

半世紀前の歯科医師数が圧倒的に不足していた時代。

日本歯科大学は国の要請により、

東京本校とは別に、

新潟にもう一つの歯学部を創設して、

その窮状を解決するために、

大きな尽力をしました。

今では歯学部は全国で29校あります。

数年前までは、

確かに歯科医師数は増え続け、

歯科医師数過剰問題が生じました。

国は歯科医師国家試験の合格率を

異常なほど手を加え、

今では歯科医師国家試験は難関な資格試験となりました。

結果、

歯学部への入学定員の減少が生じ、

追い打ちをかけるような合格率を引き下げられたことで、

15年先には、

全く歯科医師は不足します。

これは日本歯科大学独自の予測ですが、

歯科界の牽引車としての

過去からの実績から、

ほぼ間違いない事実です。

超高齢者社会に突入します。

その時こそ、

歯科医学の大きな力が必要になります。

意外でしょうが、

何処の歯学部も、

教員の数が全く不足しています。

教員の数が足りないのですから、

経験豊富な教官も絶対的に不足しています。

私は、

この歯学部の現状もそうですが、

小学校の教師の志望者の減少も

根は同じだと考えています。

それは親の質が、

昔とは激変した事です。

躾と怒ることの区別を

社会が認識し間違えてしまっているからです。

昔であれば、

間違ったことを子供がすれば、

親はビンタしていました。

しかし、

根底には大きな愛がありました。

ところが、

時たまに見かける、

無責任な親の子供への虐待を、

躾と同じに評価する空気が

社会に蔓延したのです。

現場の教師は為す術を失いました。

指導と暴力、暴言を

同じに評価されるからです。

私自身にも同じ経験があります。

思春期の娘が、

イライラしていたのでしょう。

くそババアと母親を強くなじりました。

私は娘の頬をビンタし、

なんて事を言うんだ!

と、怒鳴りつけました。

で、

その後の経緯ですよ。

娘は大いに発狂し、

夜に家出をしたのです。

9時を待って、

警察に娘を捜すお願いをしたのです。

その後、

私は妻と警察から、

犯罪者の扱いを受けたのです。

子供を怒鳴るのは暴力。

ビンタたは許されない犯罪行為なんだと。

はぁ~?

でしたよ。

私は妻をくそババアと言った娘に躾をする立場です。

しかし、

妻は私を批判しました。

警察は私を異常人の扱いをしました。

その1週間前に、

妻と娘が大喧嘩をしました。

妻は夜にも関わらず、

娘を家から追い出しました。

怒る妻ほど恐ろしい存在はありません。

が、

私は妻に言いました。

いくらなんでも、

夜に思春期の娘に出てゆけとは言い過ぎだと。

私は妻に探しにゆくように言いました。

また、

出てゆけ!と怒ると、

次は自分から家出をするぞ。

そういう台詞は言うなと

妻に注意しました。

夜、

不眠症の私は睡眠薬を服用します。

この時は、

家庭の雰囲気の悪さに嫌気がさして、

酒を飲みました。

交通事故を起こす可能性がありましたし、

飲酒運転と薬を飲んでの運転こそ

致命的な犯罪行為です。

私は歯科医師免許を持つ身です。

特に、

その辺りには、

神経質な立場です。

ですから、

私は家で待っていました。

この2回の騒動にて、

父たる私が娘を探しに行かないのは

親失格であると、

妻、警察から、

強く非難されたのです。

私は時代の変化?

と割り切る気持ちになれません。

このような考え方で育てられた子供は、

私はロクな大人にならないと思います。

教育の現場も、

正に同じ状況に置かれています。

私のその後ですか?

家中から総スカンの態度で、

扱われています。