私の患者さんとの関わり


先週は息子が帰省していました。

私の診療を見学して過ごしていました。

息子には、

私の治療の質は、

今は全く理解出来ないでしょうが、

将来になって、

ズシンと、

効いてくると信じています。

ある同年代の女性の手術。

緊張しきった様子が、

ビンビンと伝わってきます。

大丈夫だからね。

と、

語る私に彼女は言いました。

先生、

息子さん。

若い頃に付き合っていた彼の顔と瓜二つ。

こんな事って、

あるんでしょうか?

なんだか緊張しちゃいます。

拍子抜けした私です。

手術が怖いんじゃないんかぃ!

どうぞ、どうぞ!

こんなんで良かったら、

帰りに持ってかえって下さい。

彼女は手術の間、

息子に手を握って貰い、

安堵した気持ちで居れたそうです。