自分流スタイル


グッと、

寒さが迫って来ているのを

日ごとに

身体全体で、

感じる今日この頃です。

通勤の際の

私の格好は、

真夏でも、

ベストにスーツの

スリーピース姿で通しています。

冬は、

その上から、

カシミアのロングコート。

他人目からしたら、

毎日を同じ服でと。

否、

そうではありません。

同じスーツを何着も持っており、

キチンと、

毎日、

取り替えていますよ。

ただただ、

自分の見せ方を

変えたくないのです。

変化をつけるのは、

ワイシャツとネクタイでと。

お洒落感も、

人さまざまですが、

これが私の流儀なんです。

この頃、

つとに思いますのは、

人の身体を与る医療職に就く者は、

後進たちや、

学生諸君、

そして、

私に任せて下さる患者さんたちの前に、

真摯な姿で、

居ることだと。

決して、

派手でもなく、

埋没するような自己主張の無い姿ではなく、

控えめではあるけれども、

圧倒的なオーラを放つこと。

それが特に、

私らの年代の男には

必要だと。

これは女性とは、

大きく男が違う

所以だと思うのです。

日曜日ごとに

執り行われるカトリックミサでの

司祭の姿は、

誠に美しいモノです。

所作、表情、言葉、

何処をとっても、

誠に美しい。

これは、

恐らく、

司祭の日々の過ごしようと、

決意の継続の結果の賜物だと思うのです。