技術の退化


最近の建築を観ても

ハッキリと判ります。

予め工場にてプレカットした

もうこうなれば部材デスよね。

ソレを現場で組み立てる。

釘なんて、

金槌で1本1本、

大工さんが丁寧に打つなんて、

ついぞや、

見かけません。

ダッダッダッダッってなもんで、

ピストルガンみたいな工具で、

釘を打ち付けた跡なんて、

診たら、

泣きたくなりますよ。

昔の大工さんの釘仕事なんて、

どの方向から視ても、

綺麗なモンでした。

歯科の仕事も同じじゃないでしょうか?

CAD/CAMが登場したあたりから、

技術が技術じゃなくなりました。

歯科医師、歯科技工士って云えば、

技術者の代表格だったと、

私なんぞは誇りを持っていました。

が、

今はイケマセン!

私のような手仕事するのは

ごくごく少数派の変わり者扱いですよ。

ただね、

テクノロジーデスか?

歯科に関して言えば、

まだまだ玩具ていどのモンですよ。

この玩具に頼っている輩から

変人扱い?

結構ですよ。

私は職人ですから。

パチモンなんか使いませんから。