私の好きな新潟


高倉健さんの映画なんか観てても、

雪国って、

本当に良い感じですよね。

大俳優の演技と雪がマッチしてて。

私も新潟と縁が深いモンで、

雪国への憧れが、

特別な感情があるんです。

が、

身体が四国仕様になったのでしょうか?

四国に暮らす人々は、

天気予報の各地の気温からの、

四国と新潟との気温差ってのを、

僅か2~3度でしかないことから、

四国でも冬は寒いモンだと。

イヤハヤ、

私たちは本当に恵まれた地域に暮らしています。

引退した後は、

晩年には絶対に新潟市内の、

それも、

窓から萬代橋の見えるマンションで、

毎朝、

決まった道順で散歩して、

決まった喫茶店でモーニングを摂り、

その後、

図書館で読書して、

本町市場で食材を買い求め、

自宅にて、

日本海の味を楽しもうと。

そんな秘かな楽しみがあったのです。

が、

その本町市場も、

人情横丁も、

無くなるとの話し。

私の好きな古町の三越も、

今年いっぱいで撤退だとか。

新潟弁で、

どういんだ!

私の好きな新潟が消えつつあります。

と共に、

寒いのはイヤだ!

引退後に、

南国に移住する方々を

良く存じ上げてきました。

埋もれるほどの雪、雪、雪の中、

敬礼する高倉健さんのようには

絶対に無理だと、

石油ストーブの前にくっつく私は、

暖かい地域に暮らすことに

そんなことを考え始めたのです。

それにしても、

新潟の良さが消えてゆくことに、

儚さを隠せなく、

本町市場と人情横丁の、

百貨店のない古町、

気づいほしい、

もったいない新潟だなぁと。

身近な人って気づかないのでしょうか?

金沢にはない味わいを

もったいないと。