痛みへの手当て


昨日、

1週間も激しい痛みが消えないと云う

初診の電話がありました。

私の患者さんの紹介です。

直ぐにアポイントメント帳を開いて、

お昼休みを、

そのお可哀想な患者さんのために。

で、

某歯科医院を、

歯が欠けたことをキッカケに受診したとのこと。

その歯は残せないという歯科医師の診断にて、

大病院の口腔外科を紹介され、

そこで抜歯した様子。

翌日になってから、

痛みがますます酷くなる一方。

元の歯科医院へ毎日消毒に通い、

お薬の処方をうけ、

でも、

痛みがズッと続きと云う体力の限界。

診察させて頂き、

頬の腫れはありません。

抜歯の傷は大きく開いていました。

歯肉は腫れていません。

レントゲン写真では、

抜歯は綺麗にできていました。

下顎第2大臼歯です。

典型的なドライ・ソケットのレントゲン写真でした。

教科書的には、

再度、

局部下での抜歯した孔を

綺麗に掻爬、

平たく云えば、

もう一度、

新鮮な骨を露出させて、

出血させるんですが。

40前のお母さんです。

幼児のお世話に追われています。

そんな教科書的な処置すれば、

またまたダウンでしょう!

お痛みを直ぐに消しましょうね!

!!!

先生、本当ですか?

で、

三枝メソッドにて、

手当てのあと、

痛みは消えていました。

夜、

お世話になっている歯科メーカーの方々と会合を。

その途中、

ショート・メールを頂きました。

先生ありがとう。

痛みはありません。